2025.09.08 大人の振る舞い潜入ランチ

ランチ日記

気になっていた新橋亭に行ってきた。
なぜ気になっていたかというと、
ビル丸ごと一棟このお店なのだ。
昭和21年の創業らしい。

正直ランチにしては高い。
が、贅沢おやつを我慢すれば届く価格。
これは潜入捜査だ!

正直入る前に一度、躊躇して
他にいいお店あるかな、と
ぐるっと周りの区画をを一周した。

一階はエントランス。
602 ○○会
など個室予約の名前が貼ってあるのが外から見えて
予約なしで小娘がふらっと入れるのだろうか…
と怖気付いたのだ。

ぐるっと一周したあと、
せっかくランチタイムに来れたのだからと
意を決して自動ドアの前にたった。

一階はレジと物販のようで、
チョッキを着た人がいらっしゃいませ
と言って2階へどうぞと案内してくれた。
2階に行くと円卓に通された。
1人で円卓、ちょっと寂しいなと思ったが
何人か1人の仲間もいたし席に空きもあった。
とはいえ客層はほとんどが60歳以上。
やはりちょっと背伸びなチョイスだった。
せめてシャンっと背筋を伸ばして座る。

せっかくなのでイヤホンを外し
スマホを閉じてキョロキョロ。
壁の絵や調度品を眺める。

揚げ鶏と秋茄子の四川炒め。
ピリ辛というより、
一口目からヒリヒリとずっと続く
ソースの辛さが美味しい。

後ろに座っていたマダムがお帰りの際
女性のホールスタッフの方に
「あなたの動きは本当に綺麗ね」
と声をかけていた。

むかいのおじさまも、食器をさげるときに
「ご馳走様。美味しかったよ」
と声をかけていた。

そういうことをしっかりと、だけどさらっと
言える人になりたいな。

大人の振る舞いの勉強ができた
潜入捜査でした。
(そんな中ひとりでポットいっぱいの中国茶を
飲み干すまで居座っている私)

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