12-25.12.28『インド音階「サリガマ」の呪文と、負けず嫌いな私』

旅のエッセイ
このエッセイは、13年前に書いた旅の日記を、現在の私が振り返りながら綴っている連載です。
当時の彼(いまは元夫)と一緒に出た、東南アジアからインドまでの貧乏バックパッカー旅。
あの頃の自分に、今の自分の言葉を重ねていくような、ふたつの時間をめぐる記録です。

12-25.12.28『インド音階「サリガマ」の呪文と、負けず嫌いな私』

ついに今日からずっと受けたかったボーカルレッスンを受ける!

日本だとボーカルレッスン、30分5000円くらいかかる。
バラナシだと1時間200ルピー300円くらい。

どんなレッスンかは分からないけど、レッツトライ!

というわけで初回。

先生遅刻。
おい…。インドだね。

で、レッスンは思ってたのと違う…。
もっと発声方法とか教えて欲しかったのだけど、先生もおなかから声だしている感じではないし。

発声練習のレパートリーをいくつか教えてくれたんだけど、
ドレミで発声していいならば自分でもできるものばかり。

たとえば
ドド レシ ミラ ファソ ソファ ラミ シレ ドド

がね、インド音名で発声しなきゃいけないから
ササ リニ ガダ マパ パマ ダガ ニリ ササ

になるのね。
これが覚えられなくて…

でも、覚える意味…ある?(今思えば完全にある)

発声練習は大事だー!
って言ってて、それは分かるけど、音階はドレミでも良くない?
発声練習で音はドイツ音階と変わらないならインド音名覚えるのに苦労する意味なくない?

と、やってることは自分でもできる基礎練なのに、音名分からんせいでできてないと思われるのが超しゃくで(笑)

もし続けるなら明日は何やるの?
って聞いたら、明日は違うレパートリーの基礎練を教えてやる!

って言うからそれじゃ嫌だ!
ドイツ音階で発声すれば自分で簡単にできる事だよ! 私は曲が歌いたくてきたんだけど!
って恐れ多くも抗議。

そしたら明日は曲も始めてくれることになった。
明日やってみて様子見。

でも悔しいからあの呪文は頑張って練習していくぞ!!

—From the present me


何もわからず初日で抗議は生意気すぎる(笑)
ただ私も負けず嫌いなのでこの呪文はめちゃくちゃ頑張って覚えた。

理由がわからず意味がない、と思えてしまうことをやることができないのは昔からなんだな。
理解や共感はできなくても理由があることがわかればじゃあやってみようってなれるのだけど。
きっと理由があるのだろう、と黙って従えないところが未熟。

明日の日記はこちらに続く

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