このエッセイは、13年前に書いた旅の日記を、現在の私が振り返りながら綴っている連載です。
当時の彼(いまは元夫)と一緒に出た、東南アジアからインドまでの貧乏バックパッカー旅。
あの頃の自分に、今の自分の言葉を重ねていくような、ふたつの時間をめぐる記録です。
当時の彼(いまは元夫)と一緒に出た、東南アジアからインドまでの貧乏バックパッカー旅。
あの頃の自分に、今の自分の言葉を重ねていくような、ふたつの時間をめぐる記録です。
12-25.12.14『「ぴっ」』
昔実家でごはんを食べている時に、お米の上にしっかりとハエがとまったことがあった。
私は泣きながら
「ヤダーもう食べたくない~」
ってごはんを全部とっかえてもらった。
先日ムスリーの中にヨーグルトまみれのハエを発見。
あ、ハエ入ってるよ。
ぴっ
おしまい。
強くなったね。
このハエがごはんに止まった瞬間、鮮明に覚えてる。相当嫌だったんだろうな。
全とっかえはだいぶ甘やかされているが、今はもう、「ぴっ」では済ませられない。
煮沸はしたい。
先日洗濯物を干すときに虫が室内に入り込んだ時も事件だった。
虫が周りにいなさすぎて異物感が怖い。
常に共に過ごしていればただの同居人なのに。
私は泣きながら
「ヤダーもう食べたくない~」
ってごはんを全部とっかえてもらった。
先日ムスリーの中にヨーグルトまみれのハエを発見。
あ、ハエ入ってるよ。
ぴっ
おしまい。
強くなったね。
—From the present me
このハエがごはんに止まった瞬間、鮮明に覚えてる。相当嫌だったんだろうな。
全とっかえはだいぶ甘やかされているが、今はもう、「ぴっ」では済ませられない。
煮沸はしたい。
先日洗濯物を干すときに虫が室内に入り込んだ時も事件だった。
虫が周りにいなさすぎて異物感が怖い。
常に共に過ごしていればただの同居人なのに。

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