12-25.11.21『南インド・クンバーコーナムの寺院で体験した、忘れられない祈り』

旅のエッセイ
このエッセイは、13年前に書いた旅の日記を、現在の私が振り返りながら綴っている連載です。
当時の彼(いまは元夫)と一緒に出た、東南アジアからインドまでの貧乏バックパッカー旅。
あの頃の自分に、今の自分の言葉を重ねていくような、ふたつの時間をめぐる記録です。

12-25.11.21『南インド・クンバーコーナムの寺院で体験した、忘れられない祈り』

今日はクンバーコーナムの寺院めぐり。
旅行者はあまりこないけれど、巡礼者には大切な場所。

まずはナーゲーシュワラ寺院へ。
寺院に入ると、静かで荘厳な雰囲気。

これぞ寺院!と息を呑み感激。

次のナーゲーシュワラ寺院では、本堂へは巡礼者しか入れないようで、ジャパニーズはダメと言われる。
ここ最近の寺院はヒンディーオンリーという所も多いので、そうだよね、残念。
と思って外からお祈り。

するとお祈りをしていた姿を見てか、
「入っていいぞ!ただし写真はダメだ!」
と見張りのおっちゃん。

えー!いいの!?
めちゃくちゃありがたい!
中は暗かったものの、外とは比べ物にならないくらい彫刻もすばらしく、祀られている像もたくさんある。
お布施をし、中に入ると
「ホーリーウォーターだ!」
となにやらお水を下さる。
「飲め!」 と言って下さったものの、めっちゃ濁ってるしこれを飲み干すにはお腹が心配…
でも大切なホーリーウォーターを分けてくださっているのにいらないとも言えない…

彼は素晴らしいことに飲み干し、私は口に少し含み、少しこぼしてしまった。ごめんなさい。

そのあと「グッドメディスンだ!」とミントのような葉っぱを頂く。
これもジャリって言ったけど、グッドメディスンならば大丈夫だろうと言い聞かせて戴く。
ここではとても貴重な経験をさせて頂き感謝。

次のラーマスワーミ寺院では写真を撮るのにお金がかかることについての説明がよくわからなくてなくなく退散。
南インドの英語は聞きとりがかなり難しいし、聞きとってもらうのも難しい。
この前は”ホットシャワー”という単語すらなかなか分かってもらえなかったほど。
北インドはカタカナ英語も通用したのに。
分からない…ごめんなさい。
と寺院を後にする。

次に訪れたクムベーシュワラ寺院も、インド人の流れについていったら本尊まで入れ、シヴァ自身が作ったと言われているリンガが見れた!

象にチップを渡すと頭を撫でてもらえる所もあって、象がステップを踏んでて可愛かった。
最後に世界遺産にも登録されているアイラーヴァテシュワラ寺院へ。
規模も大きく、何より人がいないのがいい。

靴は置いておいただけなのに、見てたからお金ちょうだいみたいに言われてむむむ。
おもしろいのが、お金ちょうだいって言ってこなければ払おうかなって思うのに、言われると靴置いただけでなんだ!って思うんだよね。
くれといわれるといやになってしまう。
人間そんなもんですよね。

移動したあとどんな土地なのかまったく分からないので、きれいなホテルで再度シャワーを浴びておきチダンバランへ。
今回はバスの音楽サービスの爆音もなく快適。
明日もまた移動!移動!移動!移動!

—From the present me


特別に中まで入らせてもらえた寺院のひんやりと薄暗い神聖な雰囲気と、ホーリーウォーターどうしよう…っていうこのときの逡巡は鮮明に記憶に残っている。
ホーリーウォーターはガンジス川の水。
大切なものは一緒に大切にできる自分でありたいけれど、その覚悟が試された瞬間だったな。まだまだ自分の心配が勝ってしまう。未熟

明日の日記はこちらに続く

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