このエッセイは、13年前に書いた旅の日記を、現在の私が振り返りながら綴っている連載です。
当時の彼(いまは元夫)と一緒に出た、東南アジアからインドまでの貧乏バックパッカー旅。
あの頃の自分に、今の自分の言葉を重ねていくような、ふたつの時間をめぐる記録です。
当時の彼(いまは元夫)と一緒に出た、東南アジアからインドまでの貧乏バックパッカー旅。
あの頃の自分に、今の自分の言葉を重ねていくような、ふたつの時間をめぐる記録です。
12-25.11.20『ちょっぴり贅沢病』
朝6時半に起き、世界遺産にも登録されている壮大な寺院、ブリハディーシュワラ寺院へ。
ここはとにかく大きい!
彫刻や壁画も素晴らしく、満足。
この寺院にも感じるものがあり、なにかこの地には通じるものがあるのかしらと思う。
次はもう一つの見どころ王宮へ。
ここは特に感じるものもなくもうこのくらいの時間になってくると暑いし私のテンションもかなりダウン。
見た目も似たようなのが増えて飽きてきたし、彼はすごーい!って楽しそうだから申し訳ない。
私が南インドの寺院に飽きてきたこともあり、こっから一気にバターボールのあるマハーバリプラムまで行ってしまうか? と彼が提案してくれたものの、マハーバリプラムまでは何時間かかるかも、どこで乗り継ぎができるかも分からない状況。
この前のトイレ耐久旅だった一件で長距離バスがトラウマになった私。
時間のわからない賭けには出たくない!ってわけでお昼寝をして体力を回復してから予定通りクンバコーナムへ。
タンジュールのバスターミナルはかなり広く、バスを見つけるにも一苦労。
見つけたときにはすでにバスの座席は埋まってしまっている。
三人がけのイスに一つ空きを発見。
三人がけに女性が2人。
私が座って三人。
狭いはず、ないよね…。
私は半分身体がはみ出ている。
ちらり…
デーンっとトドのように「ふんっ!」と座席の大半を占領する恰幅のいい女性。
ポールに背中が押し付けられる…。
せまい、暑い、揺れる、気持ち悪い。
一時間半の道のりがとても過酷。
吐きそうになりながらもなんとか到着。
気持ち悪い…と顔面蒼白の私。
そこに、
「ハローハロー!フォトフォトー!」
と道の向こう側から子供達の声。無邪気で可愛い。笑顔で応えてあげたいけれど辛い。
その上、足下には明らかに人のでしょ…っていう糞というか大の数々。
おいおい…。
足下に気をつけながら手を降る。
子どもたちが道の向こう側から歩いてついてくる。
二股に別れていた道が出会うポイントで子どもたちが駆け寄ってくる。
「ハローハロー!」
抱きつかれる彼。
握手攻めにあう私。
可愛いけどみんな外で遊びすぎなのか手がじゃりじゃりしてる(笑)
世界遺産もあるのにそんなに旅行者が珍しいのかしら?
と思って地球の歩き方をみると、旅行者はあまり行かない土地のよう。
バイバイと手を振り宿探しへ。
ティルチィで味をしめてからすっかり贅沢病になってしまって。
コインバートルでの南京虫とのバトルのトラウマもあって、あまりにも安い宿に泊まるのは怖くて、今日も990ルピーの中級ホテルへ。
ティルチィの宿はきれいすぎたのか、期待よりはクオリティが低く、まぁこんなもんだよね、と現実を直視。
ただやっぱりサービスは中級だけあって違う。
ドリンキングウォーターを持ってきてくれるし、停電になってもすぐ自家発電に切り替わるし、併設のレストランも、ローカル食堂と値段はそこまで変わらないのに、スプーンとフォークが出てくるし (南インドはツーリストでもスプーンも何も出てこないのが常だったから、すっかり右手だけで食べられるようになったの!!)
ちゃんとお皿からはみ出たドーサがテーブルにつかないように気遣ってくれるし!日本では当たり前だけど、インドでは大抵そんなことは気にされない。
少しお金出すだけでこんなに変わるんだから、やっぱり短期の旅行なら絶対に中級ホテルがいい。
ただ長期だと、下手したらこの一泊分で四泊くらいできるわけで…。
そう考えるとやっぱりもったいない。
でも移動と暑さで精神的にもやられているから、残り一週間くらいの南の間は少し贅沢させてください!
おにぎりは当然手で食べるのと同じように、インドのカレーも手で食べる方が断然美味しい。
日本でインド料理屋さんに行ったらスプーンで食べてしまうけれど。
本当はライスにカレーをかけて、手で混ぜて食べる。
全方位的に潔癖症というわけではないし、別に綺麗好きでもないのに、外界に触れた手は汚れている、と思ってしまうところがある。だから今ではしょっちゅう手を洗ったりアルコール除菌してしまったりしているのに。
インドではもちろんお手拭きなんて出てこないし、水道はあっても石鹸はなかったんじゃないかな。
それでも手で食べていたこと、今では考えられない。
日本でも、さっきまでパソコンをしていた手でそのまま手づかみでお菓子を食べている人もいる。
人と半分こする時も同じように、さっきまで何かを触っていた手でそのまま分けてくれる人もいる。
それでも何も健康を害していないし、むしろ除菌しすぎた方が身体によくないことは頭ではわかっているのに。
昔からそうだったのか、途中からそうなってしまったのか思い出せない。
コロナ以前からそうだった気がするが、何が怖くてこんなにアルコール依存なんだろう。
ここはとにかく大きい!
彫刻や壁画も素晴らしく、満足。
この寺院にも感じるものがあり、なにかこの地には通じるものがあるのかしらと思う。
ここは特に感じるものもなくもうこのくらいの時間になってくると暑いし私のテンションもかなりダウン。
見た目も似たようなのが増えて飽きてきたし、彼はすごーい!って楽しそうだから申し訳ない。
私が南インドの寺院に飽きてきたこともあり、こっから一気にバターボールのあるマハーバリプラムまで行ってしまうか? と彼が提案してくれたものの、マハーバリプラムまでは何時間かかるかも、どこで乗り継ぎができるかも分からない状況。
この前のトイレ耐久旅だった一件で長距離バスがトラウマになった私。
時間のわからない賭けには出たくない!ってわけでお昼寝をして体力を回復してから予定通りクンバコーナムへ。
タンジュールのバスターミナルはかなり広く、バスを見つけるにも一苦労。
見つけたときにはすでにバスの座席は埋まってしまっている。
三人がけのイスに一つ空きを発見。
三人がけに女性が2人。
私が座って三人。
狭いはず、ないよね…。
私は半分身体がはみ出ている。
ちらり…
デーンっとトドのように「ふんっ!」と座席の大半を占領する恰幅のいい女性。
ポールに背中が押し付けられる…。
せまい、暑い、揺れる、気持ち悪い。
一時間半の道のりがとても過酷。
吐きそうになりながらもなんとか到着。
気持ち悪い…と顔面蒼白の私。
そこに、
「ハローハロー!フォトフォトー!」
と道の向こう側から子供達の声。無邪気で可愛い。笑顔で応えてあげたいけれど辛い。
その上、足下には明らかに人のでしょ…っていう糞というか大の数々。
おいおい…。
足下に気をつけながら手を降る。
子どもたちが道の向こう側から歩いてついてくる。
二股に別れていた道が出会うポイントで子どもたちが駆け寄ってくる。
「ハローハロー!」
抱きつかれる彼。
握手攻めにあう私。
可愛いけどみんな外で遊びすぎなのか手がじゃりじゃりしてる(笑)
世界遺産もあるのにそんなに旅行者が珍しいのかしら?
と思って地球の歩き方をみると、旅行者はあまり行かない土地のよう。
バイバイと手を振り宿探しへ。
ティルチィで味をしめてからすっかり贅沢病になってしまって。
コインバートルでの南京虫とのバトルのトラウマもあって、あまりにも安い宿に泊まるのは怖くて、今日も990ルピーの中級ホテルへ。
ティルチィの宿はきれいすぎたのか、期待よりはクオリティが低く、まぁこんなもんだよね、と現実を直視。
ただやっぱりサービスは中級だけあって違う。
ドリンキングウォーターを持ってきてくれるし、停電になってもすぐ自家発電に切り替わるし、併設のレストランも、ローカル食堂と値段はそこまで変わらないのに、スプーンとフォークが出てくるし (南インドはツーリストでもスプーンも何も出てこないのが常だったから、すっかり右手だけで食べられるようになったの!!)
ちゃんとお皿からはみ出たドーサがテーブルにつかないように気遣ってくれるし!日本では当たり前だけど、インドでは大抵そんなことは気にされない。
少しお金出すだけでこんなに変わるんだから、やっぱり短期の旅行なら絶対に中級ホテルがいい。
ただ長期だと、下手したらこの一泊分で四泊くらいできるわけで…。
そう考えるとやっぱりもったいない。
でも移動と暑さで精神的にもやられているから、残り一週間くらいの南の間は少し贅沢させてください!
—From the present me
おにぎりは当然手で食べるのと同じように、インドのカレーも手で食べる方が断然美味しい。
日本でインド料理屋さんに行ったらスプーンで食べてしまうけれど。
本当はライスにカレーをかけて、手で混ぜて食べる。
全方位的に潔癖症というわけではないし、別に綺麗好きでもないのに、外界に触れた手は汚れている、と思ってしまうところがある。だから今ではしょっちゅう手を洗ったりアルコール除菌してしまったりしているのに。
インドではもちろんお手拭きなんて出てこないし、水道はあっても石鹸はなかったんじゃないかな。
それでも手で食べていたこと、今では考えられない。
日本でも、さっきまでパソコンをしていた手でそのまま手づかみでお菓子を食べている人もいる。
人と半分こする時も同じように、さっきまで何かを触っていた手でそのまま分けてくれる人もいる。
それでも何も健康を害していないし、むしろ除菌しすぎた方が身体によくないことは頭ではわかっているのに。
昔からそうだったのか、途中からそうなってしまったのか思い出せない。
コロナ以前からそうだった気がするが、何が怖くてこんなにアルコール依存なんだろう。
明日の日記はこちらに続く。


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