このエッセイは、13年前に書いた旅の日記を、現在の私が振り返りながら綴っている連載です。
当時の彼(いまは元夫)と一緒に出た、東南アジアからインドまでの貧乏バックパッカー旅。
あの頃の自分に、今の自分の言葉を重ねていくような、ふたつの時間をめぐる記録です。
当時の彼(いまは元夫)と一緒に出た、東南アジアからインドまでの貧乏バックパッカー旅。
あの頃の自分に、今の自分の言葉を重ねていくような、ふたつの時間をめぐる記録です。
12-25.11.17『衝撃のトイレ。尊厳を失った日』
※後半衝撃の内容が含まれますので、汚い話は勘弁!という方は読まないで下さい
泊まった宿に潜伏していた先客、ベッドバグのせいで疲れがとれないまま、そして久々の本格的な腹痛に不安を抱えたまま、バスでティルチィへ向かう。
ウーティでも、なぜか4時まで寝られず、睡眠時間3時間。2日間まともに寝られていない。気持ち悪い。
コインバートルの街並みは、なんだかタイを思い出させるようなビルやお店や道幅が多くて、なんだかインドとは思えなかった。
市内バススタンドからさらに長距離バススタンドでティルチィ行きのバスへ乗り換え。
この時すぐにバスに乗らずにトイレに行けば良かったのに、たまたますぐにバスが見つかり、丁度出発する時間だったので流れで乗り込み、乗ってしまったあと、しまった…と気づく。
かなりお腹痛い…
私涙目。
やばいやばいやばい…!
と彼に言っても、「考えないようにするしかないね」と。
うぅ。確かにそうだが冷たい!
もう寝るしかない!
ここは最近寝ていなかっただけあり、眠気がWin。
とはいえ登山鉄道で足腰痛めた疲れもベッドバグのせいで全く取れておらず、腰や首が痛くてすぐに起きてしまう。
起きていると雑念が…トイレ行きたい!
途中何度もバススタンドには停車するものの、1分と止まらずにすぐ出発してしまう。
分かっていても、ここならばトイレがある…と思うと気持ちが緩んでやばさが増す。
うぅ…
何か別の事を考えねばと、面白いことを考えようとしたり、雑念には雑念だ!とよからぬことを考えて戦わせてみたもののダメで、もはや意識朦朧。
足腰も限界だけれど下手に動くとまずい…
あぁあそこに草むらが…
もうダメ…
の一歩手前で奇跡の休憩!!助かった(/ _ ; )
祈りが通じたのですね…
間一髪!
もはやよくぞここまで我慢した!私!!
偉いぞお腹!
ただ、第一ラウンドは無事に終了したもののまだまだ戦いは続きそうな予感。
しかも、何時に着くか、こんな時に限って分からない。
朝以来何も飲まず食わずだけれど、食べたら絶対まずい!
何も食べずに休憩終了。
第二ラウンドスタート。
バスに乗り込んでわりとすぐに来ましたよ波が!
しかもさっき寝ちゃったからそう簡単にも寝られない。
途中のバススタンドでもはや限界。
もう無理…!あと何時間かかるかも分からないのにもう今日ティルチーに行くの私無理!もうここで降りる!
と涙目の訴えにも、
「大丈夫?」
といいながらも全く降りてくれる気はない様子の彼。
たしかにここで降りても次のバスがあるかもわからないけどさ!限界なの!
でもこいつ…絶対降りる気はないな…
と察し、もう寝るしかない!と無理やり目を閉じる。
寝られようが寝られまいが、絶対に外を見てはいかん!バススタンドを見たら心が乱れる!
と必死に我慢。
我慢我慢我慢我慢我慢…!
「よく頑張った!もう近いぞ!」
と彼の声で目を開ける。
ティルチィの名物、ロックフォートが見えた!
ただここからバススタンドまでがまだ遠かった(/ _ ; )
必死に耐える。
頑張れ私!
着いたー!
ってくっさぁ!!
バススタンド全体がめちゃくちゃ臭い!
トイレを発見するも工事中。
バススタンドの真ん中にある立ちションスペース。
インドではよく立ちションスペースはあるものの、真ん中にわざわざ作ってあることはそうそうない。
臭いのはこのせいか…
なんとか次なるトイレを発見するも、使えないと言われる。
Why!?
水がきれたらしい。
そんなことあるん??
じゃあどこにトイレはあるんだ!と必死に聞く私。
「あっちだ」と言われた場所に行く。ダッシュできないけど気持ちは猛ダッシュ。
トイレ発見。
ダダダ!
…
…
…?!
衝撃の光景に固まる私。
ドアがない!
横一列、溝があってそこに水が流れていて、その溝に沿ってパーテーションで区切られてそれぞれのスペースに足場のみある。
うまく説明できないけれど、とりあえずドアはなく、横が見えないだけ。人が前を通れば丸見え。そしてモノは垂れ流しor放置。
10区画くらいスペースがあるのに手前二つ以外は全てやりっぱなし。
手桶もなく、太いホースから水が出しっぱなしにされている。
どうやらこれで流すらしい。
ってかこの流しっぱなしの水をさっきの水がきれたトイレに使えや!!
使用後はこれで流すにしても、自分のお尻は何で流すんだろう…
私は外のトイレの手桶は使いたくないから、移動時はティッシュあるからいいけど…
他の人の様子を見てると(見ようとしても見えるから観察してみた)小とはいえ流してない拭いてないという衝撃。
マジかぁ…。
固まっている暇はない。そして躊躇している場合ではない。
私も限界なのだ。
ここでするしかないっ!
めっちゃ見られたけど心を無にして頑張った私っ!
またまたレベルアップ。
テッテレ~
とか言っている場合ではなく、結構衝撃すぎて落ち込んだ(笑)
今まで東南アジアも含め、
トイレ休憩が草むらだったり、トイレを開けたら穴しか無かったりとか色々あったけど、それほど動じなかった私が、これにはかなり落ち込んだ。
バススタンドの周りのホテルは中級ホテルしかなくて、でも体調も悪いし990ルピーでかなりきれいなホテルがあったのでたまには贅沢することに。
っていうか昨日の南京虫でこりた。
南インドは虫が多いから、あんまりケチるとろくなことなさそう。
身体を大事にたまには贅沢。
精神的な疲れもふかふかのベッドで癒そう。
今日こそはぐっすり眠れますように。
尊厳的なものが損なわれた感じがした日のトイレ第2位のエピソードの日がついに来た。
1位の日の日記どうしたんだっけ、と思って遡ったら流石にそのエピソードの詳細を書くことを控えていた。懸命
何かを失った気がする経験はそうそうない。
でも何かが損なわれたって生きていける。落ち込むけど。
あとトイレって案外我慢できるんだな、という謎の自信がついた。ありがとうインド。
泊まった宿に潜伏していた先客、ベッドバグのせいで疲れがとれないまま、そして久々の本格的な腹痛に不安を抱えたまま、バスでティルチィへ向かう。
ウーティでも、なぜか4時まで寝られず、睡眠時間3時間。2日間まともに寝られていない。気持ち悪い。
コインバートルの街並みは、なんだかタイを思い出させるようなビルやお店や道幅が多くて、なんだかインドとは思えなかった。
市内バススタンドからさらに長距離バススタンドでティルチィ行きのバスへ乗り換え。
この時すぐにバスに乗らずにトイレに行けば良かったのに、たまたますぐにバスが見つかり、丁度出発する時間だったので流れで乗り込み、乗ってしまったあと、しまった…と気づく。
かなりお腹痛い…
私涙目。
やばいやばいやばい…!
と彼に言っても、「考えないようにするしかないね」と。
うぅ。確かにそうだが冷たい!
もう寝るしかない!
ここは最近寝ていなかっただけあり、眠気がWin。
とはいえ登山鉄道で足腰痛めた疲れもベッドバグのせいで全く取れておらず、腰や首が痛くてすぐに起きてしまう。
起きていると雑念が…トイレ行きたい!
途中何度もバススタンドには停車するものの、1分と止まらずにすぐ出発してしまう。
分かっていても、ここならばトイレがある…と思うと気持ちが緩んでやばさが増す。
うぅ…
何か別の事を考えねばと、面白いことを考えようとしたり、雑念には雑念だ!とよからぬことを考えて戦わせてみたもののダメで、もはや意識朦朧。
足腰も限界だけれど下手に動くとまずい…
あぁあそこに草むらが…
もうダメ…
の一歩手前で奇跡の休憩!!助かった(/ _ ; )
祈りが通じたのですね…
間一髪!
もはやよくぞここまで我慢した!私!!
偉いぞお腹!
ただ、第一ラウンドは無事に終了したもののまだまだ戦いは続きそうな予感。
しかも、何時に着くか、こんな時に限って分からない。
朝以来何も飲まず食わずだけれど、食べたら絶対まずい!
何も食べずに休憩終了。
第二ラウンドスタート。
バスに乗り込んでわりとすぐに来ましたよ波が!
しかもさっき寝ちゃったからそう簡単にも寝られない。
途中のバススタンドでもはや限界。
もう無理…!あと何時間かかるかも分からないのにもう今日ティルチーに行くの私無理!もうここで降りる!
と涙目の訴えにも、
「大丈夫?」
といいながらも全く降りてくれる気はない様子の彼。
たしかにここで降りても次のバスがあるかもわからないけどさ!限界なの!
でもこいつ…絶対降りる気はないな…
と察し、もう寝るしかない!と無理やり目を閉じる。
寝られようが寝られまいが、絶対に外を見てはいかん!バススタンドを見たら心が乱れる!
と必死に我慢。
我慢我慢我慢我慢我慢…!
「よく頑張った!もう近いぞ!」
と彼の声で目を開ける。
ティルチィの名物、ロックフォートが見えた!
ただここからバススタンドまでがまだ遠かった(/ _ ; )
必死に耐える。
頑張れ私!
着いたー!
ってくっさぁ!!
バススタンド全体がめちゃくちゃ臭い!
トイレを発見するも工事中。
バススタンドの真ん中にある立ちションスペース。
インドではよく立ちションスペースはあるものの、真ん中にわざわざ作ってあることはそうそうない。
臭いのはこのせいか…
なんとか次なるトイレを発見するも、使えないと言われる。
Why!?
水がきれたらしい。
そんなことあるん??
じゃあどこにトイレはあるんだ!と必死に聞く私。
「あっちだ」と言われた場所に行く。ダッシュできないけど気持ちは猛ダッシュ。
トイレ発見。
ダダダ!
…
…
…?!
衝撃の光景に固まる私。
ドアがない!
横一列、溝があってそこに水が流れていて、その溝に沿ってパーテーションで区切られてそれぞれのスペースに足場のみある。
うまく説明できないけれど、とりあえずドアはなく、横が見えないだけ。人が前を通れば丸見え。そしてモノは垂れ流しor放置。
10区画くらいスペースがあるのに手前二つ以外は全てやりっぱなし。
手桶もなく、太いホースから水が出しっぱなしにされている。
どうやらこれで流すらしい。
ってかこの流しっぱなしの水をさっきの水がきれたトイレに使えや!!
使用後はこれで流すにしても、自分のお尻は何で流すんだろう…
私は外のトイレの手桶は使いたくないから、移動時はティッシュあるからいいけど…
他の人の様子を見てると(見ようとしても見えるから観察してみた)小とはいえ流してない拭いてないという衝撃。
マジかぁ…。
固まっている暇はない。そして躊躇している場合ではない。
私も限界なのだ。
ここでするしかないっ!
めっちゃ見られたけど心を無にして頑張った私っ!
またまたレベルアップ。
テッテレ~
とか言っている場合ではなく、結構衝撃すぎて落ち込んだ(笑)
今まで東南アジアも含め、
トイレ休憩が草むらだったり、トイレを開けたら穴しか無かったりとか色々あったけど、それほど動じなかった私が、これにはかなり落ち込んだ。
バススタンドの周りのホテルは中級ホテルしかなくて、でも体調も悪いし990ルピーでかなりきれいなホテルがあったのでたまには贅沢することに。
っていうか昨日の南京虫でこりた。
南インドは虫が多いから、あんまりケチるとろくなことなさそう。
身体を大事にたまには贅沢。
精神的な疲れもふかふかのベッドで癒そう。
今日こそはぐっすり眠れますように。
—From the present me
尊厳的なものが損なわれた感じがした日のトイレ第2位のエピソードの日がついに来た。
1位の日の日記どうしたんだっけ、と思って遡ったら流石にそのエピソードの詳細を書くことを控えていた。懸命
何かを失った気がする経験はそうそうない。
でも何かが損なわれたって生きていける。落ち込むけど。
あとトイレって案外我慢できるんだな、という謎の自信がついた。ありがとうインド。
明日の日記はこちらに続く。


コメント