12-25.11.10『マイソールの動物園で一番面白かったもの』

旅のエッセイ
  このエッセイは、13年前に書いた旅の日記を、現在の私が振り返りながら綴っている連載です。
  当時の彼(いまは元夫)と一緒に出た、東南アジアからインドまでの貧乏バックパッカー旅。
  あの頃の自分に、今の自分の言葉を重ねていくような、ふたつの時間をめぐる記録です。

12-25.11.10『マイソールの動物園で一番面白かったもの』

今日はマイソールにある動物園へ。
日本では動物園なんて二人で行ったことは一度もないのに。
そういえば映画も日本では一緒に行ったことはなかった。

実は私は動物園ってどうやって楽しめばいいのか分からない。
彼は
「おぉ!すげぇ!」
と楽しそう。
ほっておくといつまでも見てる。無邪気さが羨ましい。

私は昔から動物園や水族館の何が楽しいのか分からない。
檻に入れられて可哀想とか、臭いとか、疲れたとかが勝ってしまって、
かわい~!
とか可愛く言えない。

ただ今回は看板が面白かった。
立ち入り禁止を促す看板とか完全に食われてたりブラックすぎて。
 
ちゃんと楽しめるところがあってよかった。

  —From the present me


読んでいて確かに昔はそうだったな、と思い出した。
今なら普通に楽しめる気がする。
かわい〜!
と可愛げのあるリアクションはしないだろうけれど、シンプルに生態を興味深く観察して楽しみそう。
可愛げある反応ができない自分がコンプレックスで意固地になっていたんだろうな。
昔より今の私の方が、好奇心をもっていろんなことに向き合えるようになっていることが、なんだか嬉しい。

明日の日記はこちらに続く

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