このエッセイは、13年前に書いた旅の日記を、現在の私が振り返りながら綴っている連載です。
当時の彼(いまは元夫)と一緒に出た、東南アジアからインドまでの貧乏バックパッカー旅。
あの頃の自分に、今の自分の言葉を重ねていくような、ふたつの時間をめぐる記録です。
当時の彼(いまは元夫)と一緒に出た、東南アジアからインドまでの貧乏バックパッカー旅。
あの頃の自分に、今の自分の言葉を重ねていくような、ふたつの時間をめぐる記録です。
12-25.09.06『お腹こわれました』
やはり三食カレーは後悔しか生まず、夜中にお腹が痛くなってトイレに駆け込み、朝方気持ち悪くなって吐き。。
ウイルス的なものではなく、明らかに胃もたれだと思う。
でもなめてた。
ただの胃もたれとはいえインドはレベルが違う…。
身体もおもく、食欲もないし、気持ち悪いし、身体にカレーが蔓延している…。
食欲ないからタイで買ってきたお味噌汁が飲みたい。
でもコイルが壊れていてない。こんなときに…。
と言うわけで、彼にニューコイルを買ってきてもらう事に。
(彼も多少打撃をうけているが私より元気)
しかしまたいつもの事ながらなっかなか帰って来ない。
やっと12時前に帰って来ると、開口一番、
「アーユルヴェーダやってる人の知り合いに会ったから行くよ!」
と。
えっ何事??
しかもコイルも買ってきていないし、ご飯食べてきていいよと言ったのにご飯も食べてないらしい。
2時間なにしてたんだよ(笑)
彼の旅の1番の目的はアーユルヴェーダの勉強。でも、どこで勉強できるかなどは漠然としか分かっていなかった今回の旅。
手がかりが掴めてうれしいのは分かるから、つっこみたいのはやまやまだけれど重い身体をどうにか起こし支度をする。
なにやら、コイルはないか聞いて回っていたら出会ったらしい。
その人の知り合いの店に行くとの事。
重い腰をあげてやっとの思いでたどり着くと、大阪に長く住んでいて日本人の奥さんがいるという店主が、私の症状を聞き、薬を買いに行かせてくれる。(必ず店にはいろんな人がいて、役割分担がいろいろあって、お使いにいかされてる人がいる)
しかもなんと無料で薬を頂いた。
ポカリのような水に溶かす飲み物まで、わざわざ水も買いにいかせ、作ってくれる。
なんていい人!!
何も食べていなかった身体にしみます…(/ _ ; )
その後も店の裏で休ませてくれて、何回もいろんなスタッフが、
調子はどうだ、気にするな、リラックスと見にきてくれ、薬の効果なのか、私が吐いてしまっても、
大丈夫、初めてインドにきたらみんななる事だから気にしなくていい。リラックスして。大丈夫。
となだめてくれる。
しかも心配そうに見ているだけの彼に、
テイクケアー
そばにいてあげて。
と言ってくれる。(インド人はレディファーストだしすごく女性を気遣ってくれる。歩いてるとお尻触られたりはするけど。ぽんっと触るだけなので大して害はないのだが、それだけでなにが楽しいのかは謎(笑))
お昼もちょっと高いけれどこれを食べたほうがいい、と250ルピーを渡して、コンソメスープのようなものと、スープスパのようなものを買いに行かせてくれた。
ちょっと高いけど…いやかなり高いけど…やむおえん。
油っこいものは一切受け付けなかったから有難い。
食べたあともまだ少し胃がキリキリ痛むので、帰ってゆっくり休んだ方が良いとリキシャを20ルピーで交渉して乗せてくれる。
これ、多分旅行者が交渉したら乗れない値段。
今の世代で消えてしまうリキシャに乗る事ができたのは感謝。
続きはまた後で、と彼は一度私を宿に送り届け、再度お店に行き私はお留守番中。
またなかなか帰って来ない上に宿が停電。
寝るしかない。
しかし全く躊躇せずにローカル食堂や屋台のご飯を食べていたけれど、ここまで打撃がでかいとちょっと怖くなるな…
しばらくカレー食べたくない。
このときケアしてくださった皆さんが本当に優しくて。
しかも大袈裟に心配したり何かしてあげなきゃ!ということではなく、現象に対して当然の対応を当然にやってくださっているような雰囲気だった。
身体にカレーが蔓延している感覚もかなり味わったことのない初めての体感だったが、言葉そのものの状態だった。
いきなり三食現地の人と同じ屋台でカレーを食べてはいけない。
ウイルス的なものではなく、明らかに胃もたれだと思う。
でもなめてた。
ただの胃もたれとはいえインドはレベルが違う…。
身体もおもく、食欲もないし、気持ち悪いし、身体にカレーが蔓延している…。
食欲ないからタイで買ってきたお味噌汁が飲みたい。
でもコイルが壊れていてない。こんなときに…。
と言うわけで、彼にニューコイルを買ってきてもらう事に。
(彼も多少打撃をうけているが私より元気)
しかしまたいつもの事ながらなっかなか帰って来ない。
やっと12時前に帰って来ると、開口一番、
「アーユルヴェーダやってる人の知り合いに会ったから行くよ!」
と。
えっ何事??
しかもコイルも買ってきていないし、ご飯食べてきていいよと言ったのにご飯も食べてないらしい。
2時間なにしてたんだよ(笑)
彼の旅の1番の目的はアーユルヴェーダの勉強。でも、どこで勉強できるかなどは漠然としか分かっていなかった今回の旅。
手がかりが掴めてうれしいのは分かるから、つっこみたいのはやまやまだけれど重い身体をどうにか起こし支度をする。
なにやら、コイルはないか聞いて回っていたら出会ったらしい。
その人の知り合いの店に行くとの事。
重い腰をあげてやっとの思いでたどり着くと、大阪に長く住んでいて日本人の奥さんがいるという店主が、私の症状を聞き、薬を買いに行かせてくれる。(必ず店にはいろんな人がいて、役割分担がいろいろあって、お使いにいかされてる人がいる)
しかもなんと無料で薬を頂いた。
ポカリのような水に溶かす飲み物まで、わざわざ水も買いにいかせ、作ってくれる。
なんていい人!!
何も食べていなかった身体にしみます…(/ _ ; )
その後も店の裏で休ませてくれて、何回もいろんなスタッフが、
調子はどうだ、気にするな、リラックスと見にきてくれ、薬の効果なのか、私が吐いてしまっても、
大丈夫、初めてインドにきたらみんななる事だから気にしなくていい。リラックスして。大丈夫。
となだめてくれる。
しかも心配そうに見ているだけの彼に、
テイクケアー
そばにいてあげて。
と言ってくれる。(インド人はレディファーストだしすごく女性を気遣ってくれる。歩いてるとお尻触られたりはするけど。ぽんっと触るだけなので大して害はないのだが、それだけでなにが楽しいのかは謎(笑))
お昼もちょっと高いけれどこれを食べたほうがいい、と250ルピーを渡して、コンソメスープのようなものと、スープスパのようなものを買いに行かせてくれた。
ちょっと高いけど…いやかなり高いけど…やむおえん。
油っこいものは一切受け付けなかったから有難い。
食べたあともまだ少し胃がキリキリ痛むので、帰ってゆっくり休んだ方が良いとリキシャを20ルピーで交渉して乗せてくれる。
これ、多分旅行者が交渉したら乗れない値段。
今の世代で消えてしまうリキシャに乗る事ができたのは感謝。
続きはまた後で、と彼は一度私を宿に送り届け、再度お店に行き私はお留守番中。
またなかなか帰って来ない上に宿が停電。
寝るしかない。
しかし全く躊躇せずにローカル食堂や屋台のご飯を食べていたけれど、ここまで打撃がでかいとちょっと怖くなるな…
しばらくカレー食べたくない。
—From the present me
このときケアしてくださった皆さんが本当に優しくて。
しかも大袈裟に心配したり何かしてあげなきゃ!ということではなく、現象に対して当然の対応を当然にやってくださっているような雰囲気だった。
身体にカレーが蔓延している感覚もかなり味わったことのない初めての体感だったが、言葉そのものの状態だった。
いきなり三食現地の人と同じ屋台でカレーを食べてはいけない。
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