このエッセイは、13年前に書いた旅の日記を、現在の私が振り返りながら綴っている連載です。
当時の彼(いまは元夫)と一緒に出た、東南アジアからインドまでの貧乏バックパッカー旅。
あの頃の自分に、今の自分の言葉を重ねていくような、ふたつの時間をめぐる記録です。
当時の彼(いまは元夫)と一緒に出た、東南アジアからインドまでの貧乏バックパッカー旅。
あの頃の自分に、今の自分の言葉を重ねていくような、ふたつの時間をめぐる記録です。
12-25.08.29『インドビザ奮闘記完結編』
インドビザ申請の道のり:
① 1回目:オンライン入力なしで「気合で行ける!」と大使館に挑むも玉砕。ネットカフェでやけになりながら急いで入力するもタイムリミット間に合わず。
② 2回目:今度こそ完璧!と挑むも、大文字小文字のミスで再提出。
③ 3回目:ミャンマービザランのスタンプコピーを提出しに行った際にあわよくばビザも一緒にもらえるのでは?と期待したが「また明後日来て」と言われる。(当たり前)
──と、長い戦いだったインドビザゲットへの道。今日でピリオドを打ちたい!
朝7時に起き、シャカシャカ自転車で大使館へ。この道のりも慣れたもの。
小雨が降ってくる。最後まで試練が課されている。
「まさかインドに呼ばれてない⁈」と不安になりながら開館5分前に到着。
長く感じる5分…
あれ?!
9時過ぎてるのに開いてない!!!(笑)。
おいー!!!
9時ちょっとすぎに全く焦る様子もなく1人スタッフが到着。
やっと開けてもらって、控えを渡していると、もっと余裕な感じであのお世話になったお姉さんも到着。
二人とも、開館時間すぎてるよー!!!
それでも一番乗りの甲斐あって、サクサクと処理を進めてくれて、ついに!無事にビザゲット!\(^o^)/
長かったぁ…やったね!!
これであとはインドに行くのみだ!
海外にいると「働き方」の概念の多様さに気づく。
日本にいると、きっと開館時間よりも前が勤務開始時間になっているし、勤務開始時間の数分前には出社して開始できる準備を整えて勤務開始時間には業務を始められる状態になっている…のが日本の普通だ、と思っていたけれど、日本でもそうではない人に合うことも増えた。ただもはや何が正解かはわからない。
流石に開館時間には開いていて欲しい。
けれど、勤務開始時間に勤務が開始できるようにそれより前に出社しろ、というのが、果たして正しいのか。
「なぜ勤務開始前から仕事のことをやらなくてはいけないのか?」と問われた時に納得いく正解は持ち合わせていないかもしれない。
そういうもんだと思って生きてきてしまった。
「自分の時間」に軸を置くとすれば、仕事に関わることを始める時間は勤務開始時間からというのも妥当な気もしてしまうし、
「仕事に従事するということ」に軸を置くと、仕事を開始できる状態からがお給料が発生するとも言える。
海外だと「文化の違い」で受け流せるが、日本の中で「こういうもんだろう」と思って生きてきてしまったことの価値観が異なっている場合はなかなかすり合わせが難しい。
プライベートでは自分次第で時と場合によってどうにでも柔軟に対応できるけれど、それが仕事となると、会社の中で統制をとることが昔より難しくなってきているなと思う。
① 1回目:オンライン入力なしで「気合で行ける!」と大使館に挑むも玉砕。ネットカフェでやけになりながら急いで入力するもタイムリミット間に合わず。
② 2回目:今度こそ完璧!と挑むも、大文字小文字のミスで再提出。
③ 3回目:ミャンマービザランのスタンプコピーを提出しに行った際にあわよくばビザも一緒にもらえるのでは?と期待したが「また明後日来て」と言われる。(当たり前)
──と、長い戦いだったインドビザゲットへの道。今日でピリオドを打ちたい!
朝7時に起き、シャカシャカ自転車で大使館へ。この道のりも慣れたもの。
小雨が降ってくる。最後まで試練が課されている。
「まさかインドに呼ばれてない⁈」と不安になりながら開館5分前に到着。
長く感じる5分…
あれ?!
9時過ぎてるのに開いてない!!!(笑)。
おいー!!!
9時ちょっとすぎに全く焦る様子もなく1人スタッフが到着。
やっと開けてもらって、控えを渡していると、もっと余裕な感じであのお世話になったお姉さんも到着。
二人とも、開館時間すぎてるよー!!!
それでも一番乗りの甲斐あって、サクサクと処理を進めてくれて、ついに!無事にビザゲット!\(^o^)/
長かったぁ…やったね!!
これであとはインドに行くのみだ!
—From the present me
海外にいると「働き方」の概念の多様さに気づく。
日本にいると、きっと開館時間よりも前が勤務開始時間になっているし、勤務開始時間の数分前には出社して開始できる準備を整えて勤務開始時間には業務を始められる状態になっている…のが日本の普通だ、と思っていたけれど、日本でもそうではない人に合うことも増えた。ただもはや何が正解かはわからない。
流石に開館時間には開いていて欲しい。
けれど、勤務開始時間に勤務が開始できるようにそれより前に出社しろ、というのが、果たして正しいのか。
「なぜ勤務開始前から仕事のことをやらなくてはいけないのか?」と問われた時に納得いく正解は持ち合わせていないかもしれない。
そういうもんだと思って生きてきてしまった。
「自分の時間」に軸を置くとすれば、仕事に関わることを始める時間は勤務開始時間からというのも妥当な気もしてしまうし、
「仕事に従事するということ」に軸を置くと、仕事を開始できる状態からがお給料が発生するとも言える。
海外だと「文化の違い」で受け流せるが、日本の中で「こういうもんだろう」と思って生きてきてしまったことの価値観が異なっている場合はなかなかすり合わせが難しい。
プライベートでは自分次第で時と場合によってどうにでも柔軟に対応できるけれど、それが仕事となると、会社の中で統制をとることが昔より難しくなってきているなと思う。
コメント