12-25.08.22『インドビザ奮闘記2日目 偉い人への手紙…?』

旅のエッセイ
  このエッセイは、13年前に書いた旅の日記を、現在の私が振り返りながら綴っている連載です。
  当時の彼(いまは元夫)と一緒に出た、東南アジアからインドまでの貧乏バックパッカー旅。
  あの頃の自分に、今の自分の言葉を重ねていくような、ふたつの時間をめぐる記録です。

12-25.08.22『インドビザ奮闘記2日目 偉い人への手紙…?』

朝起きるなりガッタガタの足に愕然とする。
もう私のものではないよ、この足は…
一日足伸ばせないとこんなになってしまうのか(>_<)
こんなガタガタボロボロの足で昨日歩いた大使館までのあの遠い道のりをまた歩くのは嫌っ!

ということで、レンタルサイクルのお店を探す。

でも自転車が置いてあるところがほとんどない。
バイクは250バーツと超高い。
やっと自転車レンタルを見つけるが、
パスポートを預けるか、 デポジットで1000バーツおいていくかしてくださいとのこと。

なんてこった。

パスポートはこれから使うから預けられない。
1000バーツ置いて行ったら残りのお金、ビザ代抜いたら100くらいしか残らない。
今円のレートが悪くて換金できていないから、大きなお金を使うわけにいかない。

(/ _ ; )

というわけでレンタルは諦めソンテオで向かう。
ロスタイム30分以上。

ソンテオは行きたい目的地に横づけしてくれるわけではないので、結局駅からは徒歩。
地味に遠い。

やっとこさ大使館に到着して、
今日は大丈夫でしょう!

ばーん!

と昨日のお姉さんにそろえた書類を自信満々に提出する。

が…

「キャピタルレターって言ったじゃない…」
と呆れ顔のお姉さん。

キャピタルレター…

あぁ!大文字ってことか!!
昨日疲れすぎてて、キャピタルの意味が分からず、
レター?と、
タイのえらい人にでも送るお手紙なのかしらくらいに思ってた(>_<)
小文字で書いちゃった(>_<)

また書き直し。
大文字小文字まで細かく言われるんじゃ、以前のインドでの住所を適当にガンジス川って書いたのもしっかり見られるんじゃ…とちょっと心配…。

お姉さんごめんなさい。
と英語わからなすぎる自分を恥ずかしく思いながら提出すると、
「だいじょうぶ!」
と日本語でお姉さん。
優しさがしみるよ。

お金が一人830B
結構高い(>_<)
でも、お金払ったんだから、きっとビザちゃんととれるんだよね…?

またミャンマーでビザランしてタイのビザをクリアしつつ、
月曜日にカムバックしてインドのビザを受け取る予定。
出来上がりが水曜日と言われたが、月曜日にもらえることを願う。

  —From the present me


調べてみたら2012年8月22日は水曜日だった。
1週間かかる、と言われているのに、月曜にもらえる、なんてことはあるのだろうか。
この先どうなったか覚えていないけれど、そんな都合のいいことにはならない気がとてつもなくするし、すでにインドのチケットもとってしまっているのに適当に住所ガンジス川とか書いて出している適当さが怖すぎる。
ちゃんとしなきゃと思いすぎている時と、どうにかなるでしょ、と思ってしまう時の差が激しすぎて、何が自分かわからなくなってくるが、判断や行動が0か100かになりがちなところだけはずっと変わらないんだな。

明日の日記はこちらに続く

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