12-25.08.18『チャットチャックへ 市場の活気と欲の変化』

旅のエッセイ
  このエッセイは、13年前に書いた旅の日記を、現在の私が振り返りながら綴っている連載です。
  当時の彼(いまは元夫)と一緒に出た、東南アジアからインドまでの貧乏バックパッカー旅。
  あの頃の自分に、今の自分の言葉を重ねていくような、ふたつの時間をめぐる記録です。

12-25.08.18『チャットチャックへ 市場の活気と欲の変化』

今日は早起きをしてチャットチャックというバンコク最大の市場へ。
インドへの準備のために色々買ったよー!
戦利品はこれ!

デオドラント的な謎の白い石 20B
リュックのレインカバー×2 220B
私の地味目Tシャツ×2 160B
洗濯バサミと犬攻撃用のY←これ30B
彼のタイシャツ 150B
ドライヤー 280B
つい奮発しちゃった昼食のラーメンとチキン南蛮 220B
洗濯ネット×4 100B
 
朝8時半から、15時くらいまで、かなり長い間吟味しながら滞在。

たくさん買い物をしてしまったテンションで、昼食はついつい衝動買いの魔法にやられて、いらっしゃいませ~とか日本語で言ってくれちゃうラーメン屋さんに誘われてしまった。これは不可避すぎる。
 
もったいないことしたかもしれない…でも!久しぶりの日本的な味付けが十分に美味しかったのでよし!

チャットチャックで色々みていたら、お土産的な視点で、帰るときにこれ買っていこう、あれ買っていこうって色々目うつりしちゃうけど、インドから帰ってきたら物欲なくなってるのかな。

  —From the present me


実際にインドから帰ってきてすぐは物欲、というか自分に対して着飾ったりきちんとお化粧したりというような欲が数年なくなっていた。
帰国後1年ほどアルバイトをしてお金を貯めてから個人事業の開業と結婚をほぼ同時にしたのだが、結婚式も行わず、私の友人だけ招待してお披露目会のようなパーティーを、帰国後私がアルバイトしていたカフェを貸し切りにしていただき開催した。
その時の写真が今見ると酷くて(笑)
インドで買ったサリーを着ていてそれは良いのだけれど、化粧もほとんどせず、サリーに合わない縁の太いメガネをかけ、髪も適当にとめただけでボッサボサ。。。。
ひどい、仮にも主役なのに自分への頓着が全くない。
今ならもう少しちゃんとお化粧して髪の毛も可愛くしてもらいたい気持ちでいっぱい。
「物欲なくなってるのかな」の答えは、自分を着飾ることへの関心的な欲も含めれば確実にYES。

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