このエッセイは、13年前に書いた旅の日記を、現在の私が振り返りながら綴っている連載です。
当時の彼(いまは元夫)と一緒に出た、東南アジアからインドまでの貧乏バックパッカー旅。
あの頃の自分に、今の自分の言葉を重ねていくような、ふたつの時間をめぐる記録です。
当時の彼(いまは元夫)と一緒に出た、東南アジアからインドまでの貧乏バックパッカー旅。
あの頃の自分に、今の自分の言葉を重ねていくような、ふたつの時間をめぐる記録です。
12-25.07.20 『パクセーの滝と夕陽。初めてのバイクとラオスの温かさ』
初めてのバイク! めっちゃ怖いけど、ラオスの道は交通量も少なく、クラクションも控えめ。
その上HONDAのバイクなら絶対大丈夫…と自分を励ましつつ、彼のバイクの後ろに乗って滝へ出発。
安全運転で細心の注意を払って欲しいのに、時々調子に乗ってスピードを出すから、「危ないって!」と怒りながら進んだ。
この辺りは滝だらけで、今日だけで3つも回れた! 滝好きの私たちは大満足!…が、途中、雨でぐちょぐちょの沼みたいな道に突入。
見事にバイクも足も泥にはまり、どうしようかと思った。流石に帰り道は同じ過ちを犯すまい!と思っていたのに、さらに深くはまってしまった。
行きは面白がっていられたけど、二度目はさすがにへこんだ(涙)。
このままじゃバイクにも乗れない…と途方に暮れていると、近くの食べ物屋からばあちゃんが現れた!
お水を貸してくれるどころかばあちゃんが私たちにホースで水をかけて泥を落としてくれた。
土偶になるんじゃないかってくらいどろっどろだった私たちが、ばあちゃんのおかげですっかり綺麗に!
お礼に、売っていた揚げパンを3つ購入。
…!!!
めちゃくちゃ美味しい!!!
感謝のつもりで買ったのに、さらにばあちゃんに助けてもらってしまった。
別の滝を見た帰り道にもまたお店に立ち寄って追加で5つ購入(笑)。さすがに食べ過ぎたけど、ラオスの人々の温かさにほっこりした。
ラオスの人たちは本当に優しい。困っていると手を貸してくれるし、子どもたちははにかみながら手を振ってくれてめっちゃ可愛い。
大人たちの笑顔も素敵で、けちな彼が珍しく「ラオスならお金を使ってもいいな」と財布の紐を緩めていた。
ラオスで買えるものはラオスで、と思うくらい、みんなに助けられている。
Tadgneuang滝のスタッフ、Boualyさんも印象的だった。
日本好きで、「これは日本語でなんて言うの?」と気さくに聞いてくれる。
何カ国も話せるBoualyさんは、この滝をいろんな国の人が集まるコミュニティにしたいと頑張っていて、志の高さに感動した。
でも、私の英語力のなさで彼の話の半分も分からず、ちょっと悔しかった。語学力、ほんと大切だな。
帰り道、橋の上からメコン川に沈む夕陽を眺めた。なんて贅沢な時間。刻々と沈んでいく夕陽を眺める。
日本では何年できてなかったんだろう。
夕陽が沈んでいくのはこんなに早くて、一秒一秒違う顔になっていくんだね。
今日もラオスの自然と人々に、ありがとうでいっぱいの1日だった。
今も夕陽がみれると嬉しい気持ちになる。
仕事の日は夕陽が見れない。
休みの日にゆっくり夕陽をみて過ごせている日はそれだけでなんだか得した気持ちになる。
毎日そこにあるのに、それでいて毎日違うのにそんな美しいものを見れていない日の方が多いなんて。
facebookに投稿していたこの日の写真を見ていたら、Boualyさんと写っている写真だけ英語でコメントを添えてた。
悔しい思いをした私が必死で調べながら書いたんだろうな。
その上HONDAのバイクなら絶対大丈夫…と自分を励ましつつ、彼のバイクの後ろに乗って滝へ出発。

この辺りは滝だらけで、今日だけで3つも回れた! 滝好きの私たちは大満足!…が、途中、雨でぐちょぐちょの沼みたいな道に突入。

行きは面白がっていられたけど、二度目はさすがにへこんだ(涙)。
このままじゃバイクにも乗れない…と途方に暮れていると、近くの食べ物屋からばあちゃんが現れた!

土偶になるんじゃないかってくらいどろっどろだった私たちが、ばあちゃんのおかげですっかり綺麗に!
お礼に、売っていた揚げパンを3つ購入。
…!!!
めちゃくちゃ美味しい!!!
感謝のつもりで買ったのに、さらにばあちゃんに助けてもらってしまった。
別の滝を見た帰り道にもまたお店に立ち寄って追加で5つ購入(笑)。さすがに食べ過ぎたけど、ラオスの人々の温かさにほっこりした。
ラオスの人たちは本当に優しい。困っていると手を貸してくれるし、子どもたちははにかみながら手を振ってくれてめっちゃ可愛い。
大人たちの笑顔も素敵で、けちな彼が珍しく「ラオスならお金を使ってもいいな」と財布の紐を緩めていた。
ラオスで買えるものはラオスで、と思うくらい、みんなに助けられている。
Tadgneuang滝のスタッフ、Boualyさんも印象的だった。
日本好きで、「これは日本語でなんて言うの?」と気さくに聞いてくれる。
何カ国も話せるBoualyさんは、この滝をいろんな国の人が集まるコミュニティにしたいと頑張っていて、志の高さに感動した。
でも、私の英語力のなさで彼の話の半分も分からず、ちょっと悔しかった。語学力、ほんと大切だな。
帰り道、橋の上からメコン川に沈む夕陽を眺めた。なんて贅沢な時間。刻々と沈んでいく夕陽を眺める。
日本では何年できてなかったんだろう。
夕陽が沈んでいくのはこんなに早くて、一秒一秒違う顔になっていくんだね。
今日もラオスの自然と人々に、ありがとうでいっぱいの1日だった。
今も夕陽がみれると嬉しい気持ちになる。
仕事の日は夕陽が見れない。
休みの日にゆっくり夕陽をみて過ごせている日はそれだけでなんだか得した気持ちになる。
毎日そこにあるのに、それでいて毎日違うのにそんな美しいものを見れていない日の方が多いなんて。
facebookに投稿していたこの日の写真を見ていたら、Boualyさんと写っている写真だけ英語でコメントを添えてた。
悔しい思いをした私が必死で調べながら書いたんだろうな。
Tadgneuang waterfall is a solemn and wonderful waterfalls.
The staff is very kind, and he hopes that the place become community of many countries peoples.
When you go to Laos, I recommend that you go here.
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