12-25.06.19『洗濯とお出かけ』

旅のエッセイ
今日は洗濯をしたよ。
洗濯機がないから、桶と石鹸でごしごし。
手じゃ間に合わないから、足でふみふみ…
すごい疲れるー!
こんに大変だと、なるべく洗い物を出したくなくなる。
ティッシュも紙も限られてるから、鼻をかんだティッシュも大事に何回か使いまわす。

不便だなと思えば、自然と節約するようになる。
便利になりすぎるのもよくないな。

桶のトイレもうまいやり方、掴みかけた!
我ながら日々進化してる!

洗濯が終わったらお出かけ。
109の真似っこ?みたいなファッションビルを発見。

各フロアに名前がついていて、一階が原宿、二階が新宿、三階が銀座、四階が御殿場。
……なぜ御殿場?!五反田の間違い?いや、それでも謎だけど。

タイパンツとか、コットンの上着が欲しかったのに、今どきのタイの若者たちは、もうそんな服はあまり着ていない。
パートナム通りも人ごみばかりで、特に収穫なし。

流行りの服はスタイリッシュなんだけど、どこか日本の999円ショップを思わせる質感。
伝統衣装のほうが、ずっと素敵だなと感じる。

ビルの中では、店員さんたちが床にべたっと座って、お昼を食べたり、本を読んだり、携帯をいじったり。
日本では見かけない光景。

少し歩くと、伊勢丹が入ったビルもあって、そこはぐっと高級感が漂う。

ここには日本の「earth music&ecology」も入っていた。
ラインナップはほぼ日本と同じだけど、日本の伊勢丹にearthがあるイメージって…あんまりないよね。

いろんなもののミックス感がちょっと不思議で楽しい。
ティッシュも石鹸も、ある前提でしょっちゅう使ってる。

でも、ないのが当たり前って環境にいると、「まぁ、ないならしょうがないか」と思えてくる。

あれば使う。
ないなら、なんとかなる。

あるのにないと不便に思う。
ないなら、ないで諦めがつく。

諦めるの語源が「明らかにする」と知ってからこの言葉が好き。
ちょっと心が楽になる。

それにしても、こんなビルやデパートだらけの場所にいって、伝統衣装がないことに文句をいうなんて勝手。

それこそ新宿や原宿に行って、安くて気軽に着れる着物がない!って不貞腐れてるようなもの。
日暮里や浅草のリサイクルショップへGo!

夜の日記はこちらに続く

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