13-26.02.05『ディズニーランド級! インド最大級の聖地アッラハーバードで見た光景』

旅のエッセイ
このエッセイは、13年前に書いた旅の日記を、現在の私が振り返りながら綴っている連載です。
当時の彼(いまは元夫)と一緒に出た、東南アジアからインドまでの貧乏バックパッカー旅。
あの頃の自分に、今の自分の言葉を重ねていくような、ふたつの時間をめぐる記録です。

13-26.02.05『ディズニーランド級! インド最大級の聖地アッラハーバードで見た光景』

今アッラハーバードでは12年に1度のクンブメーラの最中。
各地からババが沐浴をしにこの街に集まってくるらしい。

1番メインの大沐浴日は10日。その日はすごい人みたいだし、9日のデリー行のチケットをとっているし。でも、せっかくの12年に1度の行事にインドに居合わせたので、今日様子だけでも見に行くことに。

バスで3時間かかるので6時出発予定。

いつもバスの移動前はプレッシャーでお腹が痛くなるので4時起き。

なにより眠い…。
そして、6時前に日の出と聞いたのに、5時半を過ぎてもまだまだ暗い。

犬の鳴き声もするし、ネコのシャーという鳴き声もするし、ちょっと外に出るの心配…。

彼もいつになく、ちょっと心配そうだから、さらに心配に。(犬を怖れていたわけではなく、人気が少ないから強盗に合わないよう気を張っていたらしい)

辺りはまだまだ暗い中、聞こえだした朝のお祈りの音だけが、そろそろ人が起き出す時間よ、と今日の始まりを告げてくれているようで少し安心。

6時に宿を出ると、思ったより人通りも多く安心。
もう少し日が明るくなるまでガートへ。
ここもかなり人が多いので安心。

ガンガーを眺め、さらに人も増えてきたところでリキシャをひろいバスターミナルへ。

バスはすぐに見つかったし座れたものの、なんだかバスに乗ったとたんぐったり…
体調が悪い予感。

彼もバスで寝て起きたら体調が悪くなっていたらしく、肝心のアラッハーバードについた頃には、会場からも遠そうだし、もう…帰る?!
というくらいのテンションの低さに(笑)

気を取り直してご飯を食べ、もはや場所も分からないので歩く気力もなくリキシャで会場へ。

メインの沐浴の日ではないとはいえ、人もそこまで多くないし、本物のババもテントの中なのか道やガンガーにはいない。偽物の物乞いババばかり。

ただ沐浴のために集まっているババたちのテントの数は半端ないし、露店も多くお祭りっぽい雰囲気は楽しい。

莫大な数のテントを上から眺めていると、なんだかディズニーランドのよう。

ガンガーをみて、テントを見て、
いつもならあれもこれも見たい見たいと一生懸命写真を撮っている彼も、なんだかテンション低め。

2人して原因不明の倦怠感に襲われる。

もう…帰ろか。

メインの沐浴の場所も見ていないけど、なんだか疲れちゃって会場をざっとみて帰宅。

メインの日に行こうって人や、ホテルが取れなくなるかもって前乗りしている人たちの気力すごい。

風邪をひきそう、と思い、帰りにブドウとザクロを買いビタミンチャージ。

風邪が悪化しませんように。

—From the present me


今写真を見ると結構興味深い光景が広がっているのに、まったく現実のものとして景色を覚えていない。
気になって調べてみたら、この年は12年に一度の「プルナ」が12回重なった「マハー」の年。これ以上の神聖さは100年以上訪れないというタイミングだったみたい。
多くの人が集まったことで、大規模な将棋倒し事故も起きるほどの混雑だったらしい。日付を少しずらしていてよかった。
宗教のナラティブってすごいな。

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