このエッセイは、13年前に書いた旅の日記を、現在の私が振り返りながら綴っている連載です。
当時の彼(いまは元夫)と一緒に出た、東南アジアからインドまでの貧乏バックパッカー旅。
あの頃の自分に、今の自分の言葉を重ねていくような、ふたつの時間をめぐる記録です。
当時の彼(いまは元夫)と一緒に出た、東南アジアからインドまでの貧乏バックパッカー旅。
あの頃の自分に、今の自分の言葉を重ねていくような、ふたつの時間をめぐる記録です。
13-26.02.01『インド再入国で感じた「成長」と「喧騒」』
寝台列車で目が覚めると朝の5時。
身体はバキバキ。
まだ起き上がる元気はないので、寝ながらストレッチ。
バラナシへの到着予定は6時前後。
重いからだをよいしょと起こしてトイレやらハミガキやらを済ませ準備。
例によって彼はまだ爆睡。
6時に近づいた頃に、着いたのは絶対バラナシではない小さな駅。
もちろんアナウンスなんて入らないので、ここがどこなのか、あとどれくらいで着きそうかは自分で確認するしかない。
「いつ頃バラナシに着くか分かる?」
とインド人に尋ねると、7時、
とのこと。
ほんとなのかとか、なんで分かるのかとかは分からないけど、とりあえずまだ着かないよう。
駅への到着より早く起こすと彼がうるさいので、とりあえず起こさずに寝かしておく。
その間に私はストレッチの続き。
外は少しずつ明るくなるも、霧がひどい。
これはだいぶ遅れそうだ。
とりあえずインド人を信じて7時前に彼を起こす。
私より2時間も多く寝ているのに眠そう。ムキッ(~_~;)
7時を過ぎても一向に着く気配はない。
ここがどこかも分からない。
窓の外を眺めていると、飛び込んでくる景色がなんだか新鮮。
インドはこんなもんだと当たり前になっていたものも、ネパールから戻ってくると、わけの分からなさに敏感になるようだ。
ただただぼけっと待っているのも、つまらないし、よく考えたらあと2週間でこのわけの分からなさとお別れなのも悲しいので、車窓から写真を撮ることに。
一人一人が何をしているのかまでは一瞬では察知できないけれど、なんとなくいいな、と思う景色を惜しげもなくパシャパシャ撮っていく。
これがまた面白い。
そんで撮った写真をアップで見てみると…
インドのわけの分からなさがよく出ている(笑)
立ちションや、子どもがその辺でうんこしてるシーンなんかもうっかり写り込んでしまった。
でもそれがインド。
そんなこんなで私は列車の遅れも楽しんでいたのだけど、彼は眠そうだるそう。
インドには、いたるところに体重計がある。ゴーラクプルの駅でリュックの重さを測りたい! と彼。
結果26キロ。
そりゃ重いよね。そりゃ疲れるよね。
でも、持てるの? 大丈夫?
と聞いた私に、
「大丈夫大丈夫余裕だよ!」
と言ってブロンズを大量買いした彼。
重いし疲れたのはわかるけど、
私あんまり優しくなれません。
そんなわけで、眠そうな彼はほっておいて写真を楽しむ。
結局バラナシに着いたのは11時前。
5時間も遅れるとは…。
荷物を担いでホームへ。
一番端…
ホームの真ん中で一度休憩。
すると物乞いのばぁちゃんがよってくる。
タイの寝台バスでもらった赤のチェックのブランケットがもう必要ないのであげてみた。
そしたら予想以上に喜んでくれた!
物乞いの人たちはお金をもらっても分捕るようにしてたいして感謝を表していない人もよく見る。
このばぁちゃんは違った。
ブランケットをおでこにつけて感謝の意を表してくれて、少し離れたところでブランケットを身体にはおり、見て見て♫ という様子でこちらを再度見て嬉しそうにしてくれた。
かわいい!
物乞いにお金は絶対あげたくないけど、いらないものを喜んでくれるのならば、そういう循環はいいのかな、と思った。
ばぁちゃんありがと!
さていざバラナシの街へ。
きましたリキシャの勧誘たち。
うるさいしぼったくり価格だし。
インドだなぁ…
ゴードウリヤっていうでかい通りに行きたかったんだけど、
重くてへとへとの彼は間違えてガンコードリと発言。
私がゴードウリヤと訂正し、交渉の末妥当な価格の50ルピーでいいというので乗り込む。
…道ちがくない?
不穏な予感。
…
ここだ!
さっき、ホテルの予約をしてるのか? と聞かれ、
してないけど友達の家に行くからいい。(嘘だけどすぐコミッション欲しさに連れて行こうとするから)
って言ったのに、降ろされたのはホテルの前。
ホテルガンコードリ
「ガンコードリにいきたいって言ってただろう?」
と。
はいはいはい…めんどくさいなぁもう! ゴードウリヤって言い直してあなた了承してたじゃない!
ホテルは友達の家に行くって言ったじゃない!
ゴードウリヤ連れてけ!
バトル。
ゴードウリヤは車通りも多いから行きたがらないリキシャが多い。
ほんとめんどくさい。
戦いの末、近くまでは行ってくれたけど、ほんと面倒。さすがインド。
でも私も戦えるようになったし、こんなに殺人的な車通りの道も、ビッと手でバイクを制してスタスタ歩けるようになったし、私成長したなぁとしみじみ思う。
なんとか宿もとれ、ごはんへ。
比較的おいしいと思っていたレストラン。
値上げしていた上に、えっ…こんな味だっけ?
とがっかり。
多分味は変わってない。ネパールがおいしかっただけだ。
ネパールはお米もおいしいし、なにより料理に下味や隠し味をきちんとしているのか、味に深みがある。
インドは油や調味料で完全にごまかしにかかってる…。
ネパールでのぬくぬくから立ち直るにはしばらく時間がかかりそう。
疲れきっていたので少しのお昼寝のつもりが目覚めたら夜の7時半。
明日もゆっくりしよう…。
長い長い国境越えの旅、ひとまず終了。
おやすみ!
この時車窓から見た街がとても好きだった。
「生きる」そのものの街のような気がした。
旅の終わりは2/13。あと2週間。
この旅のリブログを始めてから今までの8ヶ月間もいろんな変化があった。
今改めて見直せてよかった。
身体はバキバキ。
まだ起き上がる元気はないので、寝ながらストレッチ。
バラナシへの到着予定は6時前後。
重いからだをよいしょと起こしてトイレやらハミガキやらを済ませ準備。
例によって彼はまだ爆睡。
6時に近づいた頃に、着いたのは絶対バラナシではない小さな駅。
もちろんアナウンスなんて入らないので、ここがどこなのか、あとどれくらいで着きそうかは自分で確認するしかない。
「いつ頃バラナシに着くか分かる?」
とインド人に尋ねると、7時、
とのこと。
ほんとなのかとか、なんで分かるのかとかは分からないけど、とりあえずまだ着かないよう。
駅への到着より早く起こすと彼がうるさいので、とりあえず起こさずに寝かしておく。
その間に私はストレッチの続き。
外は少しずつ明るくなるも、霧がひどい。
これはだいぶ遅れそうだ。
とりあえずインド人を信じて7時前に彼を起こす。
私より2時間も多く寝ているのに眠そう。ムキッ(~_~;)
7時を過ぎても一向に着く気配はない。
ここがどこかも分からない。
窓の外を眺めていると、飛び込んでくる景色がなんだか新鮮。
インドはこんなもんだと当たり前になっていたものも、ネパールから戻ってくると、わけの分からなさに敏感になるようだ。
ただただぼけっと待っているのも、つまらないし、よく考えたらあと2週間でこのわけの分からなさとお別れなのも悲しいので、車窓から写真を撮ることに。
一人一人が何をしているのかまでは一瞬では察知できないけれど、なんとなくいいな、と思う景色を惜しげもなくパシャパシャ撮っていく。
これがまた面白い。
そんで撮った写真をアップで見てみると…
インドのわけの分からなさがよく出ている(笑)
立ちションや、子どもがその辺でうんこしてるシーンなんかもうっかり写り込んでしまった。
でもそれがインド。
そんなこんなで私は列車の遅れも楽しんでいたのだけど、彼は眠そうだるそう。
インドには、いたるところに体重計がある。ゴーラクプルの駅でリュックの重さを測りたい! と彼。
結果26キロ。
そりゃ重いよね。そりゃ疲れるよね。
でも、持てるの? 大丈夫?
と聞いた私に、
「大丈夫大丈夫余裕だよ!」
と言ってブロンズを大量買いした彼。
重いし疲れたのはわかるけど、
私あんまり優しくなれません。
そんなわけで、眠そうな彼はほっておいて写真を楽しむ。
結局バラナシに着いたのは11時前。
5時間も遅れるとは…。
荷物を担いでホームへ。
一番端…
ホームの真ん中で一度休憩。
すると物乞いのばぁちゃんがよってくる。
タイの寝台バスでもらった赤のチェックのブランケットがもう必要ないのであげてみた。
そしたら予想以上に喜んでくれた!
物乞いの人たちはお金をもらっても分捕るようにしてたいして感謝を表していない人もよく見る。
このばぁちゃんは違った。
ブランケットをおでこにつけて感謝の意を表してくれて、少し離れたところでブランケットを身体にはおり、見て見て♫ という様子でこちらを再度見て嬉しそうにしてくれた。
かわいい!
物乞いにお金は絶対あげたくないけど、いらないものを喜んでくれるのならば、そういう循環はいいのかな、と思った。
ばぁちゃんありがと!
さていざバラナシの街へ。
きましたリキシャの勧誘たち。
うるさいしぼったくり価格だし。
インドだなぁ…
ゴードウリヤっていうでかい通りに行きたかったんだけど、
重くてへとへとの彼は間違えてガンコードリと発言。
私がゴードウリヤと訂正し、交渉の末妥当な価格の50ルピーでいいというので乗り込む。
…道ちがくない?
不穏な予感。
…
ここだ!
さっき、ホテルの予約をしてるのか? と聞かれ、
してないけど友達の家に行くからいい。(嘘だけどすぐコミッション欲しさに連れて行こうとするから)
って言ったのに、降ろされたのはホテルの前。
ホテルガンコードリ
「ガンコードリにいきたいって言ってただろう?」
と。
はいはいはい…めんどくさいなぁもう! ゴードウリヤって言い直してあなた了承してたじゃない!
ホテルは友達の家に行くって言ったじゃない!
ゴードウリヤ連れてけ!
バトル。
ゴードウリヤは車通りも多いから行きたがらないリキシャが多い。
ほんとめんどくさい。
戦いの末、近くまでは行ってくれたけど、ほんと面倒。さすがインド。
でも私も戦えるようになったし、こんなに殺人的な車通りの道も、ビッと手でバイクを制してスタスタ歩けるようになったし、私成長したなぁとしみじみ思う。
なんとか宿もとれ、ごはんへ。
比較的おいしいと思っていたレストラン。
値上げしていた上に、えっ…こんな味だっけ?
とがっかり。
多分味は変わってない。ネパールがおいしかっただけだ。
ネパールはお米もおいしいし、なにより料理に下味や隠し味をきちんとしているのか、味に深みがある。
インドは油や調味料で完全にごまかしにかかってる…。
ネパールでのぬくぬくから立ち直るにはしばらく時間がかかりそう。
疲れきっていたので少しのお昼寝のつもりが目覚めたら夜の7時半。
明日もゆっくりしよう…。
長い長い国境越えの旅、ひとまず終了。
おやすみ!
—From the present me
この時車窓から見た街がとても好きだった。
「生きる」そのものの街のような気がした。
旅の終わりは2/13。あと2週間。
この旅のリブログを始めてから今までの8ヶ月間もいろんな変化があった。
今改めて見直せてよかった。


コメント