13-26.01.16『インド人を回避せよ! 大渋滞で思いついた死にゲー』

旅のエッセイ
このエッセイは、13年前に書いた旅の日記を、現在の私が振り返りながら綴っている連載です。
当時の彼(いまは元夫)と一緒に出た、東南アジアからインドまでの貧乏バックパッカー旅。
あの頃の自分に、今の自分の言葉を重ねていくような、ふたつの時間をめぐる記録です。

13-26.01.16『インド人を回避せよ! 大渋滞で思いついた死にゲー』

重い腰をやっとこさあげて、今日は少し遠い場所へ観光観光。
蕁麻疹がかなりかゆいけど…観光が終わらないことには動けないのでいくっきゃない。

バン乗り場まで行くのがまず遠いので一苦労。
宿を出てすぐ近くの大通りがいつもにまして大渋滞。
バイクや車の間をすり抜けてあるく。

インドを舞台にバイクや車、牛をよけながらうまくコースどりしてすり抜けて歩くようなゲームあったら流行らないかな?(笑)

インド人に「はっぱはっぱ」言われたり、「チョトミルダケタダー」とか話しかけられたりも、うまくかわして歩くの。

「何時発の電車に遅れるぞ! 急げ!」
なんつってタイムリミットが決まってて、
「電車も遅れてるかもしれないぞ! 諦めるな!」
とか掛け声があったら面白くない?

絶対にパッカーにしか分からないけれど(笑)
そんなことを考えちゃうくらいすごい車だった。

パシュパティナートは火葬場があって、聖なる川バグマティが流れているんだけど、聖なる川…驚くほど淀んでた…。
なんだか神聖さはなく、残念。

お寺はやっぱり日本に近くて、カラスの鳴き声なんかも心なしか地元にある本門寺を彷彿とさせる鳴き声だった。

ここは猿も多くて、地球の歩き方にも猿の被害にあう旅行者がたくさん、と注意書きがあった。
パンを食べていると奪われるので注意!

って書いてあるのに、ここなら平気そうじゃない?

と彼が食べだした!

猿にトラウマのある私は(エローラ参照) 厳戒体制で猿が来ないか見張り。

キッキッ!

と見張ってたつもりが、

ウキッ! ウキッ!

と彼には聞こえていたらしい。気持ちまで猿に…。
私の厳戒態勢のおかげで無事完食。

次に向かったボタナートは世界一大きなストゥーパ。

世界一大きいならすぐに見つかると思いきや見つからず、間違えて別のところに侵入。
そうともしらず、トイレを発見しありがたく拝借。

ぐるっと回って違うようだということに気づいて出ようとすると、

なぜがお菓子やフルーツがたくさん入った袋をくれた!

えーっ?!
何事?
何かのイベント?

トイレを貸して頂いた上になんだかすみませんっ!
ありがたく頂戴します!

目的のストゥーパは大きいのだろうけど、いまいち伝わらない(笑)
さっきのお菓子をもらった感動の方が完全に上回った。

まあストゥーパもすごいんだけどね。

今日は二つも回ってぐったり。
最近疲れやすい気がします。

—From the present me


この「ここでパン食べるんか?!」って思って見張っていた場面、すごくよく覚えてる。あんだけ猿に囲まれて怖い思いをしたのに本当に図太い。

当時は全く現実味のなかったゲーム制作も、このご時世、その気になれば自分でも作れそう。
ただ、日本にいてまでこのインド人回避ゲームをやりたいとは思わない(笑)
現地で体験してこそ。

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