13-26.02.11『理不尽な爆買い』

旅のエッセイ
このエッセイは、13年前に書いた旅の日記を、現在の私が振り返りながら綴っている連載です。
当時の彼(いまは元夫)と一緒に出た、東南アジアからインドまでの貧乏バックパッカー旅。
あの頃の自分に、今の自分の言葉を重ねていくような、ふたつの時間をめぐる記録です。

13-26.02.11『理不尽な爆買い』

もうあとは帰るだけなのであとは買い物!

ここにきて彼が衝動買いし出した。
「換金するくらいなら、全部使っちゃった方がよくない?」
とか言い出した。

今まで我慢してきたものたちを思うと涙。

CDやDVDも、ガンガン買って、何がいいのかよく分からないステッカーまで。まあステッカーは安いからいいけど。

でも、私が、あ、これ可愛いかも。
と思ってみてるとたいてい

「でも皮が弱そう」
とか、
「すぐ壊れそう」
とか、
(値切りが難しそうだと)「その値段じゃちょっと高いんじゃない」
とかもっともらしいこと言ってきて、

確かにそうかも…
とついつい納得してしまって買わないことが多い。

私も私には何がいいのか分からないステッカーやブロンズを買っている時に、
えっ? 何に使うの?
とか、
全然可愛くないけど!
とか言ってみるけど、

「色々使うんだよ。」
とか、
「いいじゃん! 見て! この色!」
とか、もっともらしい強気で言ってきて買う。

「別に最後だしもう色々買っていいんじゃな~い?」
って言うくせに結局、

「でも潰れそう」
とかもっともらしい難癖はつけられる。

ぷんぷん!

—From the present me


絶対になんとしてもこれが欲しいんだ!
みたいな欲望があまりなくて、反対されるとつい、まあそうだね、と思ってしまう。
彼のように根拠は俺がいいと思ったから、というのみで断言できる強さ的なものはとても羨ましいなと思う。

今はどうだろう。
嫌なものははっきりしているけれど、絶対に手に入れたいものなんてそんなにないのかもしれない。

明日の日記はこちらに続く

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