13-26.01.30『20kg越えのリュック。木の机と椅子を背負って、愛するポカラ・ダムサイドを去る』

旅のエッセイ
このエッセイは、13年前に書いた旅の日記を、現在の私が振り返りながら綴っている連載です。
当時の彼(いまは元夫)と一緒に出た、東南アジアからインドまでの貧乏バックパッカー旅。
あの頃の自分に、今の自分の言葉を重ねていくような、ふたつの時間をめぐる記録です。

13-26.01.30『20kg越えのリュック。木の机と椅子を背負って、愛するポカラ・ダムサイドを去る』

9日間いたポカラを明日発つことにした。
悲しい…。

ポカラにきてレイクサイドに連れて行かれた時は、土産物屋やツーリストレストランだらけで嫌になった。
ポカラには癒されにきたのに、これなら2日で飽きるよ。

でも彼オススメのダムサイドは違った!

彼が6年前に泊まった部屋。
部屋の窓からは朝陽も夕陽も見える。
洗濯物もすぐ乾く。

ベランダで太陽の光をたくさん浴びながらヨガもできる。
バルコニーからはヒマラヤ山脈がみえる。

最高すぎでしょ!

それだけでは長居は難しかった。
食べ物が高かったら。

それを救ってくれたのも、彼が6年前も通っていたローカル食堂。
ここが変わらずに、安くておいしいごはんだったから、長くいられた。
本当に感謝。

朝はドーナツとサモサとチャイ
お昼はチョーメンとモモとチャイ
夜もまた行った日には再度チョーメンとモモとチャイ…とか、
人生でこんなにチョーメンとモモを食べる一週間はもうないと思う(笑)

それでも嫌にならないくらい、ここのチョーメンもモモもドーナツもサモサもチャイもおいしかった!

もしまたポカラにくることがあったら、絶対Green Viewに泊まってこの食堂に通う。

ポカラで何をしていたかって、ほんとぼーっとしたり、Twitter見ながら日本に帰った後のこと考えてたり、操体したりヨガしたりしていただけなんだけど、それでも太陽浴びながらだったり山に囲まれてる中だったりすると、なんだか満たされる。
これが毎日狭くて薄暗い部屋でずーっと携帯いじってる、なんて生活だったら、何しに来てるんだろって思うけど(笑)

今日は最後のポカラ観光。
オールドマーケットと近くの寺院へ。
最近外をぶらつくのも億劫になるくらい宿で満たされていたんだけど、外に出たら出たでやっぱりいいね。
いいお天気だったし、最後にネパールの街並みや寺院を見られて良かった。

そして買ってしまった。
ネパールには一家にかならず数個はあるのでは、という鼓のような形の椅子。
小さいしそこまで重くはないんだけど、かさばる(笑)

もともと彼が大量にブロンズを買ったせいで、今彼のリュックは20キロ以上。歩いてるうちに地面に沈むんじゃないかと思う。私は持てない。
そんな私もカトマンズで買った木製の机が地味に重い。

明日ポカラからバイラワ、スノウリ、そして国境を越えてゴーラクプルまで弾丸移動の予定。
そして翌朝のバラナシ行きの電車のチケットがとれればベスト。
おそらく今までで1番この移動がヘビーなものとなるでしょう(重さが)

さよならネパール。
ポカラ大好きです。
わがままかもしれないけど、これ以上変わらないで、もしまた来た時も同じようにお日様も山も見えたらいいな。

—From the present me


ポカラ Green Viewと検索してみたら予約サイトに写真が載っていて、とても豪華なホテルに見えた。
もうふらっと訪れて泊まれるようなところではないのかもしれないな。

「これ以上変わらないで」なんていうのは本当に勝手な話で、当たり前だが13年という月日の中で変わっていない方がおかしい。
今でもバックパッカーは当時の私たちみたいな暮らしができているのだろうか。

明日の日記はこちらに続く

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