13-26.01.27『旅で性格は変わるのか?図太くなった私と、変わらない私』

旅のエッセイ
このエッセイは、13年前に書いた旅の日記を、現在の私が振り返りながら綴っている連載です。
当時の彼(いまは元夫)と一緒に出た、東南アジアからインドまでの貧乏バックパッカー旅。
あの頃の自分に、今の自分の言葉を重ねていくような、ふたつの時間をめぐる記録です。

13-26.01.27『旅で性格は変わるのか?図太くなった私と、変わらない私』

東南アジア、インド、ネパールと旅を続けて、気がついたらハエにまで話しかけていた。

犬や猫に話しかけるのと同じ感覚で、

「おまえさん仮面ライダーに似てるな!」

とか

「足はいいけどさすがに顔にぶんぶんとまんないでよひどいなぁ~」

とか

「窓あいてるのに外に出ないなんてそんなにこの部屋にいたいのか、かわいいやつめ!」

とか、

無駄にはなしかけていた。
別にかわいくはないのだけど(笑)
ハエがいすぎて、いて当たり前の存在になってきた。

ひとくくりにハエといっても地域で全く違って、仮面ライダーにそっくりのものから、あぶと見分けがつかないようなものまでいたり。

「ハエだ~ぎゃ~!!」

とか騒がなくなったという点では、ずいぶんと図太くなったけれど、
すぐに、いろんな情報や空気に過剰に反応して心配しすぎるという点は全く変わってない。

環境が変わって鍛えられても、許容範囲は広がるものの、性格までは変わらないようです。

—From the present me


前にも書いたかもしれないけれど、異質とするものが突如自分の世界の中に発生してくるから怖いだけで、共存が当たり前になってくると全く嫌だ、という感情がなくなってくる。

帰国後カフェでバイトしていた時も、月に1回排水溝の大掃除があって、その時はそこには見たことない虫がたくさんいたが、海外で虫生活に慣れていたので全く平気だった。
今だったらその日は休みたいくらい嫌かもしれない。

前よりも虫を見ることがさらに減った気がする。川越から都内に戻ってきたことも関係しているかもしれないけれど。
ハエも全然いないし、蚊すら数匹出会った程度。
みんなどこに行ったんだろう。

明日の日記はこちらに続く

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