13-26.01.22『さよならカトマンズ。ポカラでカトマンズを振り返る』

旅のエッセイ
このエッセイは、13年前に書いた旅の日記を、現在の私が振り返りながら綴っている連載です。
当時の彼(いまは元夫)と一緒に出た、東南アジアからインドまでの貧乏バックパッカー旅。
あの頃の自分に、今の自分の言葉を重ねていくような、ふたつの時間をめぐる記録です。

13-26.01.22『さよならカトマンズ。ポカラでカトマンズを振り返る』

今日からポカラへ。
移動にはめずらしくツーリストバスを利用。あんまり期待していなかったんだけど、見た目はほぼ新車!
中もきれい!!

でもやっぱり窓はちゃんと閉まらなかった(笑)なんでそうなる(笑)
ここまで閉まらない窓が多いなら、窓のタイプ変えればいいのに…。
そんな、考えてもどうしようもないことを考えてしまう。

乗客のほとんどは韓国人や中国人。
日本人観光客がへり、韓国や中国がどんどん増えている事を物語っている。
レストランや宿もやたらハングルや中国語多いし。

ローカルバスに乗っても周りはネパール人だらけなわけだからアウェイな事に変わりはないのに、韓国人だらけ、とか外国人だらけの中にいる方が妙にそわそわするのはなんでだろう。
よりアウェイな感じがする。

ツーリストバスは過保護なくらいたくさん休憩をとってくれた。

休憩中に話しかけてくれたネパール人に、なんと、

「きみたちは英語が話せるね!
ちゃんとコミュニケーションがとれてうれしいよ!」

みたいな事を言われる。
英語がよく話せると言われたのは初めてだ(笑)

なんとこの方、二ヶ月ほど北海道に行っていたことがあるらしく、私たちとの会話だって、寿司は食べたかとか、そんなたわいもないことなんだけど、それでも感激されるとは…よほど日本で困ったんだろうな。

バスの中でほのかにキムチの香りが…韓国人ほんとキムチ好きだよね。
伺った話、トレッキングに、専属シェフをつけて3食韓国料理を食べていた人たちもいたらしい。
すごい…。
車内に牛乳の1リットルパック持ってきて飲んでる人もいたし。
バスで…牛乳…。

文化の違いっておもしろい。

なんだかんだでツーリストバスのがちゃんとお金を払った分快適だった。

なんだか、カトマンズにいるとあんまり日記を書く気がしなくて、
内容がサボり気味だったのでポカラへと移動した今日、カトマンズを振り返ってみたい。

はじめはひどい土埃や排気ガスで体調不良、蕁麻疹まででて、早くポカラへ行きたかったけれど、徐々に慣れていった。

ネパールはよくインドの疲れを癒しに行く、というけれど、私はそこまでインドで心底疲れてはいなかったので、はじめのうちはそこまでインドと変わった感じはしなかった。

それでも細かいところはやっぱりインドとは全然違う。

手をそえてお釣りが丁寧にかえってきたり、お皿の置き方も優しいし、気遣いがあるし。

道ゆく人たちの服装も全く違う。垢抜けているし、女の子たちも社交的で日本にちかい。

高校生もブレザーの制服に膝上のスカート。これはインドでは考えられない。

就活生なのか社会人なのかスーツ姿の人々もちらほら。
これもインドではなかなかみない。

物価もどんどん上がっているようで、むしろインドの方が安くあがるくらい…。

彼いわく、街も全く変わってしまって、ローカル食堂がなくなり、どんどんツーリスト向けレストランになってしまっている。

古い街並みも建て替えられ、コンクリートだらけ。

なんだか彼はさみしそう。

どんどん新しくなっていく街並みは、ふと日本を思い出すような風景も多いと思えば、日本では考えられないような、おとぎ話のような可愛らしいお家も多かったりもする。

一方どんどん発展しているようで、まだまだ道が悪かったり、水不足だったり、電気が朝3時間、夜3時間しかこなかったり。

かなり不便ではあるけれど、それでも暮らせる。

日本の無駄すぎる暮らしは見直した方がいい。
最近日本も雪なんかの影響で停電になってるみたいだからいい機会。

そんでポカラにきてみて思ったのは、ポカラも変わらない…。

空気は確かに綺麗になったけど、山が見えるダムサイドに行きたかったのに、勧誘の人のダムサイドとレイクサイドの真ん中だという言葉にだまされ、ツーリストエリアのレイクサイドのど真ん中に連れてこられた。

ツーリスト向けのレストランやゲストハウスばかり。

宿はきれいだし可愛いけれど、自然いっぱいのところでのんびりしたくてきたのに、嘘つくのはひどい…

昔からレイクサイドの方はツーリストエリアだったけれど、さらに変わってしまっていて、彼はさらに落ち込んでます。

ダムサイドにうつるかどうするか…。

明日はお散歩。

—From the present me


今名古屋に連泊していてカプセルホテルに泊まっているが、日本に至って異国情緒溢れまくっている。
和雲寺で作業中にエアドロをしようとして表示される候補もグローバル。
カプセルホテルだと全然会話をしよう、という雰囲気にならないのも不思議ではある。
通路で道を開けるために「すみません」という言葉を発するくらいしか話さない。
海外にいた頃は溜まり場があれば話をしていた気もするけれど、またドミトリーとかに泊まれば違うのだろうか。
10年以上前に京都のドミトリーに泊まった時は1人で泊まりに来ていたおばさまとお話しをしたのが良い思い出。

明日の日記はこちらに続く

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