12-25.12.10『失われた筋力。リシケシで日本人コミュニティに入れない孤独』

旅のエッセイ
このエッセイは、13年前に書いた旅の日記を、現在の私が振り返りながら綴っている連載です。
当時の彼(いまは元夫)と一緒に出た、東南アジアからインドまでの貧乏バックパッカー旅。
あの頃の自分に、今の自分の言葉を重ねていくような、ふたつの時間をめぐる記録です。

12-25.12.10『失われた筋力。リシケシで日本人コミュニティに入れない孤独。』

久々にヨガレッスン再開!
まずい。身体が悲鳴をあげている。

「ヨガマットをちゃんと敷いてしっかりヨガできる環境じゃないから」ってサボりすぎてた。
反省。

でも身体の感覚はちょっと変わってきたかも。
まがいながらも毎日続けていた前屈は、「こうじゃなくて、こういう身体の使い方」と誘導して頂くと、なんとなくつかみかけたような感覚になれた。
まだ自分でそこまでもっていくには頑張りが足りていないけれど。

逆に苦手なのにサボってた腰関係のアーサナはボロボロ。
完全に痛めた。
かなり痛いけどやっぱヨガのレッスン楽しいな。また頑張ろう。

南インドでほとんど日本人バックパッカーには会わず、多分日本人バックパッカーと話したのは、一回目のデリーが最後。
もはや1ヶ月半くらい、日本人とまともに会話をしていない私たち。

なんと交流の仕方が分からなくなりました(苦笑)

今、宿にはかなりの日本人がいるっぽいのだけれど、思いっきり面と向かえれば挨拶ができるものの、微妙~に他の人と話してそう…とか、本読んでる…とかなると、うまく挨拶できない。
完全にタイミング逃した!

ヨガレッスンのクラスでも日本人ばかりなのに、すでにコミュニティができていて輪に入れない。

おや、まずいぞ(笑)

いつも二人でいるから、絶対に二人語が確立されているし、もはや日本語じゃなかったらどうしよう…。
日本帰ってから大丈夫なの、私たち?!

ちょっと心配になった。そしてさみしい(笑)

—From the present me


「マットが敷けないからやらない」ってすごく勿体無い。
最近あまりこういうことがなくなったかもしれない。
本当にやりたければ、完璧じゃなくてもいつならできるか、どれならできるか考えて続けられるようになったかもしれない。
本当にやりたいかどうか、にかかっているけれど。

旅の中で日本人に会えたら嬉しかったはずだし、これまでは旅先で出会って仲良くなった方もたくさんいたのに、コミュニティに入れない時もあったんだな。全然忘れていた。

言葉が通じたり文化が同じはずだからこそ、難しいことや面倒なこともある。
これも筋トレのように日々の鍛練がないと太刀打ちできないことなんだな。

明日の日記はこちらに続く

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