このエッセイは、13年前に書いた旅の日記を、現在の私が振り返りながら綴っている連載です。
当時の彼(いまは元夫)と一緒に出た、東南アジアからインドまでの貧乏バックパッカー旅。
あの頃の自分に、今の自分の言葉を重ねていくような、ふたつの時間をめぐる記録です。
当時の彼(いまは元夫)と一緒に出た、東南アジアからインドまでの貧乏バックパッカー旅。
あの頃の自分に、今の自分の言葉を重ねていくような、ふたつの時間をめぐる記録です。
12-25.11.04『私のおかげで乗り継ぎ成功!』
高いけど優しかったプネーにさよなら。
荷物をホテルに預けたときに、大体何時に戻ってくる、と告げると、
「いつでも大丈夫だよ」
の優しい言葉にきゅん。
やっぱり違うわ!!
街をぶらつきホテルに別れを告げて駅へと向かう。
電光掲示板に私たちの列車の番号がない…。
何番線に到着するのか、何時に着くのかも何もわからない。
もうあと10分で正規の時間なのに…。
インドの列車は本当に良くわからない。
遅れているのなどの表記なしに、しれっと出発時間が変わって電光掲示板に表記される。
しかも正規の時間を過ぎたのにまだ表記すらされていないってどゆことなんだ。
いつまで待てばいいのか、もう行ってしまったのかすら分からない。
運良く同じ電車を待っているインド人を発見!
どうやって入手したのかわからないけれど、列車の出発予定時間とホームナンバーを教えてくれた!(決まっているならなぜ電光掲示板に出してくれないのかは謎!)
ホームで待っていると、引っ越しなのか、家財道具や重そうなダンボール箱をホームに置いている家族が。
ホームを間違えたのか、大移動するよう。
インドの金持ちは自分達で荷物を運ばず、ポーターにお金を払って運ばせる。
これが本当にひどい。
いくら払っているのかは知らないけれど、重そうなダンボール箱を既に頭に乗せているのに(こっちの荷物運びは頭に乗せる事が多い)さらにその上に布団を無理やり乗っけた!
ポーターさん、一瞬白目向いてたけど…。
さらにその上、タンスはどうすんだ!みたいに詰め寄ってる。(言葉は分からんから想像)
タンスなんてどう考えたって持てないじゃん…。
さすがに気づいたのか自分でしぶしぶながら持っていたけど。
ポーターを人とも思わぬ一部始終に唖然。
格差社会って怖い。
私たちは助けてくれたインド人のおかげでなんとか列車に乗り込む。(ホームに電車が着いているのに、まだ掲示板には出ていなかった…!)
1時間半くらいの遅れ。
朝は早朝5時10分着予定。
出発が遅れたから到着も遅れるとたかをくくって、彼は起きる気なし。
でも、夜中は無駄に謎の場所で止まっている時間も多いから、案外それを端折って時間通りに着くかも…。
と心配性の私は5時前に起床し、歯磨きやトイレを済ませる。
いつも早く起こしすぎると怒る彼。
前も正規の到着時間を過ぎたから起こしたのに、まだ着いてないじゃないかと寝起きの悪い彼に怒られる。
でも、Next station is~ と車内放送が流れるわけでもないから、着いたのか着いていないのかは、列車が速度を弱めたら、
もうすぐ駅?
と察知して、窓から目を凝らして、プラットホームの看板を探すしか方法はない。
5時なんて周りのインド人もほとんど寝ている。
今回は無駄に怒られたくないから彼を起こさずに1人で目を凝らして看板を探すと、
Hubli
わお!
乗り継ぎで降りるはずの駅!
なんと遅れることなく時間通りに到着。
彼を叩き起こしてなんとか飛び降りる。
早起きの私に感謝しろよ!
ここからバスに乗り換えてハンピ行のバスが出ているホスペットへ向かう。
地図もない街でバススタンドを探す。
1時間くらいかかった。リキシャ乗れば良かったのにね。
ハンピまでの道のりは長い…。
これ悠長に私も寝てたらどうなってたんだろう…。
私の性格上、きっとそんなことはできないけれど。
「当然時間通りが基本のはずだ」という割と決まりに忠実に生きてきたので、彼のように、自分の勝手な予測の方を信じることは到底できない。
日本の電車は過保護すぎるほどに親切。
      荷物をホテルに預けたときに、大体何時に戻ってくる、と告げると、
「いつでも大丈夫だよ」
の優しい言葉にきゅん。
やっぱり違うわ!!
街をぶらつきホテルに別れを告げて駅へと向かう。
電光掲示板に私たちの列車の番号がない…。
何番線に到着するのか、何時に着くのかも何もわからない。
もうあと10分で正規の時間なのに…。
インドの列車は本当に良くわからない。
遅れているのなどの表記なしに、しれっと出発時間が変わって電光掲示板に表記される。
しかも正規の時間を過ぎたのにまだ表記すらされていないってどゆことなんだ。
いつまで待てばいいのか、もう行ってしまったのかすら分からない。
運良く同じ電車を待っているインド人を発見!
どうやって入手したのかわからないけれど、列車の出発予定時間とホームナンバーを教えてくれた!(決まっているならなぜ電光掲示板に出してくれないのかは謎!)
ホームで待っていると、引っ越しなのか、家財道具や重そうなダンボール箱をホームに置いている家族が。
ホームを間違えたのか、大移動するよう。
インドの金持ちは自分達で荷物を運ばず、ポーターにお金を払って運ばせる。
これが本当にひどい。
いくら払っているのかは知らないけれど、重そうなダンボール箱を既に頭に乗せているのに(こっちの荷物運びは頭に乗せる事が多い)さらにその上に布団を無理やり乗っけた!
ポーターさん、一瞬白目向いてたけど…。
さらにその上、タンスはどうすんだ!みたいに詰め寄ってる。(言葉は分からんから想像)
タンスなんてどう考えたって持てないじゃん…。
さすがに気づいたのか自分でしぶしぶながら持っていたけど。
ポーターを人とも思わぬ一部始終に唖然。
格差社会って怖い。
私たちは助けてくれたインド人のおかげでなんとか列車に乗り込む。(ホームに電車が着いているのに、まだ掲示板には出ていなかった…!)
1時間半くらいの遅れ。
朝は早朝5時10分着予定。
出発が遅れたから到着も遅れるとたかをくくって、彼は起きる気なし。
でも、夜中は無駄に謎の場所で止まっている時間も多いから、案外それを端折って時間通りに着くかも…。
と心配性の私は5時前に起床し、歯磨きやトイレを済ませる。
いつも早く起こしすぎると怒る彼。
前も正規の到着時間を過ぎたから起こしたのに、まだ着いてないじゃないかと寝起きの悪い彼に怒られる。
でも、Next station is~ と車内放送が流れるわけでもないから、着いたのか着いていないのかは、列車が速度を弱めたら、
もうすぐ駅?
と察知して、窓から目を凝らして、プラットホームの看板を探すしか方法はない。
5時なんて周りのインド人もほとんど寝ている。
今回は無駄に怒られたくないから彼を起こさずに1人で目を凝らして看板を探すと、
Hubli
わお!
乗り継ぎで降りるはずの駅!
なんと遅れることなく時間通りに到着。
彼を叩き起こしてなんとか飛び降りる。
早起きの私に感謝しろよ!
ここからバスに乗り換えてハンピ行のバスが出ているホスペットへ向かう。
地図もない街でバススタンドを探す。
1時間くらいかかった。リキシャ乗れば良かったのにね。
ハンピまでの道のりは長い…。
  —From the present me
これ悠長に私も寝てたらどうなってたんだろう…。
私の性格上、きっとそんなことはできないけれど。
「当然時間通りが基本のはずだ」という割と決まりに忠実に生きてきたので、彼のように、自分の勝手な予測の方を信じることは到底できない。
日本の電車は過保護すぎるほどに親切。
  
  
  
  
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