12-25.11.03『プネーの街で見つけた日常と取り戻した気持ち』

旅のエッセイ
このエッセイは、13年前に書いた旅の日記を、現在の私が振り返りながら綴っている連載です。
当時の彼(いまは元夫)と一緒に出た、東南アジアからインドまでの貧乏バックパッカー旅。
あの頃の自分に、今の自分の言葉を重ねていくような、ふたつの時間をめぐる記録です。

12-25.11.03『プネーの街で見つけた日常と取り戻した気持ち』

宿代が高すぎるからムリっ!!

と逃げるように去りたかったものの、ハンピ行きの今日発のチケットが取れなかったので、気持ちを入れ替えてプネー観光を楽しむことに。

そしたら普通に楽しい街だった!

高いのは宿だけで、場所を選べばごはんも普通の値段で食べられるし、相変わらずいい人が多いし。

インドの格差社会を目の当たりにするような路上生活者が軒を連ねる場所があったり、少し裏に行くと小さな家に住む人々や子どもたちが私たちをものめずらしそうに見ていたり。
おじいちゃんが、「自分の写真を撮ってくれ」と言っていたのは可愛かったなぁ。
あげたい写真。
次回来ることがあったら、やっぱりチェキ持参かな。

そして大通りに出ればすごい数の車、バス、バイクと高そうなお店。
そこに混ざって路上での露店もたくさん。
私営の博物館に行った後、街を散策していたら、お祭り前ということもあってかマーケットがすごい人!

人人店店車車バイクバイクバイク車車人人店店

みたいな感じ(笑)。
活気があっておもしろかった!

昨日荷物を送ったばかりなのに、また増えてしまったアンティーク品。

ただ逃げ去るだけにならずに、プネーのいいところに触れられて良かった。

明日は夜行でハンピへ。

—From the present me


この時歩いた街並みがふと蘇ってきた。
ちょっと日本の団地があるような場所に似た雰囲気。
自分の心持ちと向き合い方次第で、見えるものと見えないものがある。

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