このエッセイは、13年前に書いた旅の日記を、現在の私が振り返りながら綴っている連載です。
当時の彼(いまは元夫)と一緒に出た、東南アジアからインドまでの貧乏バックパッカー旅。
あの頃の自分に、今の自分の言葉を重ねていくような、ふたつの時間をめぐる記録です。
当時の彼(いまは元夫)と一緒に出た、東南アジアからインドまでの貧乏バックパッカー旅。
あの頃の自分に、今の自分の言葉を重ねていくような、ふたつの時間をめぐる記録です。
12-25.09.23『朝日とともに屋上でヨガ』
ヨガのレッスンは午後に回すことにして、朝は自分でやってみることにした。
ありがたいことに、この宿には屋上がある。
日の出とともに屋上で太陽礼拝。
それができるだけで最高にテンションが上がる。
屋上に上がるとすでに、インド人のおばあちゃんがお祈りをしていた。
邪魔してはいけないと思って立ち去ろうとすると、「来ていいよ」のジェスチャー。
ありがたくお言葉に甘えて、まだ拙いながらも1人ヨガを始める。
寝転がると、ただ空を見ているだけで幸せだった。
雲ひとつない青空を見つめているうちに、目の中の血管や小さな影が、顕微鏡で覗いているみたいに浮かび上がってきた。
人体の不思議。
明日からも毎朝、ひとりヨガを続けよう。
あの朝のおばあちゃんは、ただならぬオーラを放っていた。
静かな空気と祈りの姿、その光景はいまも心に残っている。
この体験があまりに良すぎて、いつか朝日とともにヨガができる場所に住みたい、そんな夢を持ち続けている。
ありがたいことに、この宿には屋上がある。
日の出とともに屋上で太陽礼拝。
それができるだけで最高にテンションが上がる。
屋上に上がるとすでに、インド人のおばあちゃんがお祈りをしていた。
邪魔してはいけないと思って立ち去ろうとすると、「来ていいよ」のジェスチャー。
ありがたくお言葉に甘えて、まだ拙いながらも1人ヨガを始める。
寝転がると、ただ空を見ているだけで幸せだった。
雲ひとつない青空を見つめているうちに、目の中の血管や小さな影が、顕微鏡で覗いているみたいに浮かび上がってきた。
人体の不思議。
明日からも毎朝、ひとりヨガを続けよう。
—From the present me
あの朝のおばあちゃんは、ただならぬオーラを放っていた。
静かな空気と祈りの姿、その光景はいまも心に残っている。
この体験があまりに良すぎて、いつか朝日とともにヨガができる場所に住みたい、そんな夢を持ち続けている。
明日の日記はこちらに続く。


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