12-25.08.19『日本食の癒しと海外初マッサージ』

旅のエッセイ
  このエッセイは、13年前に書いた旅の日記を、現在の私が振り返りながら綴っている連載です。
  当時の彼(いまは元夫)と一緒に出た、東南アジアからインドまでの貧乏バックパッカー旅。
  あの頃の自分に、今の自分の言葉を重ねていくような、ふたつの時間をめぐる記録です。

12-25.08.19『日本食の癒しと海外初マッサージ』

今日はバンコクにいる彼の弟くんの家で預かってもらっていた大きい荷物を取りにご自宅へ。

作ってくれた磯辺焼きがすごく美味しかった♫
ついでに出してくれた賞味期限切れのインスタント味噌汁も。
賞味期限が切れていようがお味噌やお醤油は切望の品。
賞味期限なんて気にしないよ!と美味しくいただく。

義弟くんに会うのはバンコクでは3回目。
いつみてもイケメンかつ笑顔がかわいい!!
彼とは全く似ていない。
日本食でおもてなしいただいた後は、オススメのマッサージに連れていってもらった。

海外で初!
マッサージに行くの自体2年以上ぶり!

彼が整体師なので、彼と出会ってからは他の整体には行ってなかった。
久々のフットマッサージにわくわく♫

お店の外でビーチにあるような寝そべる椅子に座って受けるのだけど、日本とちがって、お客様にリラックスできる時間を提供するみたいな感覚は一切なく、普通に施術中にスタッフ同士がおしゃべりしたりしてるのが衝撃だった。
でも、腕は良かったと思う!


途中までは(>_<)!!!

左脚はすごく気持ち良くて、こんなにうまいならまた来たいくらい!
なんて思っていたら、なにやらその人の子どもが横にいて、その子とあれこれやり取りした後急に雑&強くなった!!

結果めっちゃ痛かった…。

右脚のが疲れが出ていたのもあり、いたいところをゴリゴリやられ、激痛。
そして仕上げに肩や腕もやってくれたのだが、これも完全に筋細胞破壊しているとしか思えない(泣)

タイ古式の方にしなくてほんとに良かった。
やっぱり力任せのマッサージは私には合っていない。
効いたか効かないかっていったら効いてないと思う。
爽快感とかもないし。

日本でのマッサージって、マッサージが効いてるかどうかより、そこそこ気持ち良くて、あとは大事に大事に扱ってくれて、お疲れですねぇ、なんて分かってくれて、っていう、心を癒す方の効果が大きいと思う。
それで、すっきりニコニコで店を後にできる。

本当に身体をよくするには、やはり自分で日々気をつけるのが一番。

  —From the present me


学生の頃からとにかく身体がボロボロで、大学時代は初回が安いマッサージ店を転々として、マッサージに行きすぎて貯金がない、というような状態だったし、
社会人になってからも休みの日にマッサージに行かないと1週間もたないような状況で、毎週這うように通っていた。

自分が悪い、なんて一切思っていなかった。
疲れている、頑張っていると思って、「お疲れですね」と言ってもらえることで報われたような気持ちになって癒されていた。
彼と彼が学んでいた操体の考え方に出会い、自分の身体は自分の毎日の積み重ねでできているということに気づいて、その負のループから抜け出せたことにとても感謝している。

今またうっかり人の手をお借りしないと保てない状態になってしまって月1で整体に通い始めてしまったけれど、本当は毎日のケアやこまめなリセットをしていればこんなことにはならないのに、と改めて反省。
身体と向き合う時間を増やしていかないとな。
やりたいこと、やらなきゃいけないこと、やった方がいいことのバランスがいつも難しくて、でもやった方がいいことこそ意識的に時間をとってあげないといけないんだ。

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