12-25.08.16『ピンチ!インドへ行く前にビザが切れそう!』

旅のエッセイ
このエッセイは、13年前に書いた旅の日記を、現在の私が振り返りながら綴っている連載です。
当時の彼(いまは元夫)と一緒に出た、東南アジアからインドまでの貧乏バックパッカー旅。
あの頃の自分に、今の自分の言葉を重ねていくような、ふたつの時間をめぐる記録です。

12-25.08.16『ピンチ!インドへ行く前にビザが切れそう!』

ルアンパバーンからどうもぐだぐだになってきたこの旅。
またしてもぐだぐだな展開。

インドビザの発行がタイビザがきれる日までに間に合わなそう(苦笑)

そもそもチェンマイ(6ヶ月ビザが取れる噂があった)でインドビザを取る予定が、交通費の関係で一度バンコクに来た。
バンコクなら6ヶ月ビザとれるかもしれないよね、と望みを託して大使館に聞きにいってみるも、「もうやってない」と言われてしまった。

いよいよビザ申請に関してちゃんと調べなくては、とWi-Fiが使える、日本語が書いてあったり日本のお店も多数入っている大きな商業施設へ。
どうやらビザの申請は英語でパソコンに打ち込まなくてはいけないらしい(私たちは2人とも英語がほとんどできない)
インド行きの航空券もとってしまおうと、エアアジアで25日発をとろうとするも、5回やって5回とも途中でエラーになってとれず、

もうなんなん…

と何もかもうまくいかないことにいらっとして、
ここはお金で解決するしかない…

と、私たちにしては珍しくビザ代行してくれて航空券も予約できるお店に行ってみた。
が…ビザ代行すると受け渡しが28日になる、とのこと。



タイのアライバルビザの期限、
26日(泣)

どうするか考え中。

ビザクリアしにミャンマーかラオスに一回逃げるか…
ネパールに飛ぶか…
タイの安宿はWi-Fiが使えないからじっくり調べられなくて不便(>_<)
高いところ泊まればいいんだけどさ。

—From the present me


彼は簡単な英語でのコミュニケーションはできるが読み書きはほぼできない。
私の英語は中学レベル。
そんな2人でよくなんとかなったな、と思う。
今考えれば英語でビザ申請をしなくてはいけないのは当たり前な気もする
なんとか道ゆく親切な方々に助けていただいてここまで来れた私たち。
2人しかいなくて、相手より自分の方がまだできることがある、と思うと頑張れのもある気がする。
彼の昔の記憶と言い分を頼りに行き当たりばったりのことが多くて、いざどうにもならずに調べる、となると私がそれを担当するしかなかった。
自分がやるしかない、と思うと案外なんとかなるもんだ、という経験をたくさん積んだ旅だったな。

明日の日記はこちらに続く

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